ナムコ、ゼノサーガのおかげで大赤字(^_^;)

ついこの間買ってやってみた「ゼノサーガエピソード２善悪の彼岸」。採算性度外視でお金がかかってるわあ！と心底感心してたら、ナムコ、このゲームのおかげで営業利益49％減と発表してて、苦笑。１本のゲームが原因で、利益が全体の半分になっちゃうってすごいことだけど、損することは発売前からわかっていたと思う・・・くらいすごいお金かかってるゲームでした。これでクソゲーとか歴史に名を残すとかわいそうだなあ。なにより、まだストーリーが終わってないのに、３が出なくなるｏｒしょぼくなるのはカンベンしてほしいわん。ゲーム性はいまいちだけど、物語としては最高面白い♪と思う次第。続きはゲームじゃなくてＤＶＤでもいいだけどな。

売り上げ本数２８万本。ネットが発達してからは、オークションで中古ゲーム買えるし、中古ショップも元気なので、発売同時にゲットしたいもの以外はもっぱら中古を買ってる人って多いと思う。ってことは実際のユーザー数は４０万規模と考えてもよいのでは？　と考えるといい線いってる数だと思います。

問題なのはマーケティングで、オタク向けなのにマスメディアに大量に広告＆ＣＭを出し、メジャー路線を行き過ぎてたような気が・・・。でもって、「中古でもいいや」って思われないための作戦が失敗してる。特典つけるのが最近のお約束だけど、特典が写真のへなちょこフィギュアじゃ、だれも欲しくないってば(^_^;)　さらに、多メディア連動して話題を盛り上げるのもお約束だけど、発売から１年近くたってようやくアニメ化でしょ？（１月から放送開始）。よくここまで考えなしのマーケティングができるなあと、あきれるくらいっす。市場を見極めた上で、最適な販売手法を考案しないとだめだなあ・・・と、人様のことながら勉強になりました。

ところで、弥絵はすでに予約済のドラクエ新作。４００万本売れるか？！と話題になってて、近年まれに見るすごい数。長年培ってきたブランドに勝るものはなしって感じ。リメイクだったけど、「天空の花嫁」を事前に出してたのも新規市場開拓に役立ってたかも？あれに入ってた新作の宣伝映像見たら、やりたくなるもの。