セールス電話と個人情報

「弥絵さーん、電話ですー、アラキさんって男の方から」
と、職場で電話を回されて、
アラキって知り合いで男はいないなあって
思いながら電話に出たの。

「世田谷の住宅うんぬん」って最初に言われたので、
５年ほど前に世田谷区から渋谷区に引越しして、
３年くらい住民票を移していなかったために、
区から９０００円払えっていわれて、
放置していたことを思い出して
びびってしまったんだけど、
なんのことはない、区役所とは関係のない
セールスでした。

こんなことでびびるなんて、
人間、ささいなことでも後ろめたいことを
やっちゃいけないわねえ。

で、セールスされている意味は
よくわかんなかったんだけど、
マンションを元手なしで買って、
それを賃貸にして貯金ができるっていうことで、
「最近は、国家公務員の方や先生などが購入してくれる
手堅く財産を増やす方法です」なーんっていわれて、
怪しいし、貯蓄にまったく興味のない弥絵としては、
高らかに笑いながら
「まったく興味ございません」とお断りしたのでした。
この弥絵に、財産増やそう系の
セールスがあるってこと自体、
めっちゃんこナンセンス。 笑っちゃいました。

ところで、こういう電話が会社にかかってきて、
気になるのが
なんで弥絵がリストにピックアップされているのか
ってこと。
なぜ直通回線の電話番号を知っていたのかしらん？？
「どのような経緯で、
私のリストを入手されました？」 と聞くと、
「私ども、一橋大学の卒業生の方から情報を教えていただきまして・・・」と
しどろもどろ。
もうちょっと、追求したかったんだけど、
うっかり、「一橋大学卒業生」と聞いた瞬間に、
噴出してしまったために、
追求できませんでした（弥絵は美大出身じゃ）。
追い込みの修行が足りないなあ。