やえちゃんち

苦労とはなにか

今日はどんづまってるので、さくっと更新o（_ _）o

内定者向けの会社紹介ビデオを作るというので、脚光を浴びた（？）弥絵のいる事業部。どうやらＩＴを使った新規サービスを作ってるのが、他の部署とは違うってんで取材に来た模様。今日は一日、撮影され続けました。ああ、雪崩の起きる机じゃなくて、整理しとくんだった(^_^;)

インタビューされるのを避けて、できるだけひっそりしてたんだけど、目があってしまい、自分の仕事の説明をするハメに。最近はＷＥＢを企画制作してるんで、簡単に説明。なにやらがっかりしてる。あれれ？
「マーケティングして企画を立て制作する・・・紙媒体でも映像でもネットでも同じです。伝えたいことを伝わるように具体的にどう落とし込んでいくかのところで媒体特性の違いがあり、表現手法が異なるだけです」というと、すごくがっかりしてた。どうやらＩＴだから今までとはまったく違う仕事だと思っていたらしい。

さらに「苦労はなんですか？」と質問されて、ものすごく困った。苦労？苦労？苦労？？？・・・苦労なんてしたことがない。そりゃ、企画が通らなかったり、作ってるときに悩んだり、迷ったり、スケジュールがなくて焦ったりすることはあるけど、結局、もがくのも楽しいんですよね。面白いから手を抜かずにもがいちゃうワケで。出来上がったときの喜びと人に喜んでもらえたときのうれしさは、何事にも変え難いもの。（とかいいつつ、すーだら社員の弥絵は、面白くない仕事＝やる意味がないｏｒ提供する価値がないって思った仕事は、叩き潰すか、ボーダラインでしのいでます。だから、これまた苦労してません。ぬはは）。

そんなわけで「苦労ありませんねえ」と答えると、「えっ？忙しくないんですか？」と言われてびっくり。苦労＝忙しいじゃないだろう(^_^;)　そういえば「忙しい」と思ったこともあまりないなあ。つまんない会議がたくさんある日くらいかなあ。仕事では「ハードだな」とか「ヘビーだな」とか、「あの過激な仕事はもうできないな」と思うことはあるけど、忙しいとか苦労とは違うのよね。まあ、そんなわけで、いつもは取材する側なのが、取材されるとへんなもんだよなあ、と思ったりした今日でした。

美大生と算数の関係

ぬわんと、人手が足りなくて、
このわたくしが、たったひとりで、
算数の教材の編集主担当も兼任することにっ！
ありえねえええええええ！

・・・と、叫びたくなるのは、もっともなことで、
美大出を理由にするわけじゃありませんが、
小学校の頃から、まっとうに算数・数学ができたためしはありません。
問題文を読んでも、意味がわかんない、
解答読んでも、答えがわかんない、
数字の大きい＆小さいの感覚がないから、ケタ違いのミスをしても気がつかない、
そもそも、１分以上、問題を眺めているのが耐えられない・・・という、
ま、それでも生きていけるからいいんですが、
これが仕事となると別の話。
国語や小論文なら、なんとか努力のしようもあるってもんだけど、
担当ひとり・・・しかも、
解法の良し悪しや重要ポイントのカン所がつかめない私だけとなると、やばいなあ。

上司に言われてすぐに、
「品質を保証しかねます。
算数の編集者を雇ってください」
と、迫ったんだけど、
「仕事というものは、
出来ることだけやっていてはダメだ。
できないことをやって
仕事の幅を広げるのがあるべき姿」
と、説教され、あえなく却下。
そらー、弥絵だって、平均点とれるくらいの算数の素地があって、
若けりゃだまされたかもしれないけど、
「やりたくない」じゃなくて、「できない」ワケよ。
会社にとっても信用問題。リスキーな話なのよ。

編集ってのはとても面白い仕事なんですけど、
一言に「編集」といっても、個々人で得意分野や専門性、経験が異なり、
だれでもできるってものじゃありません。
入社以来、弥絵に算数・数学の編集をさせようなんて思ったのは、
この人以外いないな、その判断基準が怖い・・・(^_^;)
と思いつつ、呆然を通り越して、目が点の今日でした。

元コナミの上司に即戦力とほめられるの巻

新しい部署で、ゲームの話になったもんで
「ゲーム機１７台ありますし、
年間３０本くらい買ってるかも・・・」
と、もらしましたところ、
元コナミの上司は
「きみ、ゲーム業界に入ったら即戦力だね！
ときめもも全部やったんでしょ？」
「はい、１から女の子版まで全部、やりました」
なーんて言ったら、周りの男子、引く、引く(^_^;)
いやあ、話題作は一通りやらないとさ〜、どこがいいのかわからないじゃない。

そんなわけで、新部署では
「ゲームにだけ、くわしい人」のレッテルがついたようで、
「ゲームだけじゃないんですぅ。
本も音楽も映画もマンガもアニメも
フィギュアも好きですぅー」と反論したかったけど、
話題が変わってしまったーー！
なんか、納得がいかない。

ま、そんなこんなで、今日は久々にデザイナーさんところに行き、
ひょんなことから、大友克洋の話になり、
「ＡＫＩＲＡ」「童夢」「彼女の思い出」
とかの話をしてたら、
「弥絵さん、僕の話についてこれるってことは、
そうとう、オタクですよぉ〜」と、ほめ？られる。
大友克洋は、メジャーだと思ったんだけど、
フツーは「ＡＫＩＲＡ」くらいしか知らないらしい。

ところで、大友といえば、製作に９年をかけ（強烈！）、２４億かかったっていう
映画「スチームボーイ」がそろそろ公開。
とりあえず、チェックです(^O^)

食塩水を水に溶かす問題

０時ごろから、とんとインターネットにアクセスできなくなり、
小一時間、モデムをつけたり消したり、
いろいろな設定を調整したり、 試行錯誤してました。
こーゆーのは、すんごく久しぶり。
最近はＰＣ設定もネット接続も、
家電製品のように簡単になったもんだから、
パソコンがわけわかんない代物だってことを
すっかり忘れてました。
ま、でも、復旧してよかった♪
ガスレンジの火はつかないわ、
インターネットに接続できないわ、
・・・これは、イッキにすべてが老朽化しているか、
はたまた、怪奇現象のどっちかだな、と、認識。
負けないわっ！

ところで、最近、小学生の学習モノに触れることが多くなり、
「食塩水を○グラム、○リットルの水に溶かして〜」なんて問題を見かけまして、
その解説がとても不親切だったもんで
（実は、見る気もしなくて、こりゃつまらん、と思ったのだ）
そのまま、大学時代に化学を専攻していたという後輩のところに持って行き、
「ねー、ねー、この理科の問題の
解説、ひどくない？」と見せたのでした。
後輩はたいそう怪訝そうな顔をしたので、
ほうほう、やっぱりひどい解説か・・・と思いきや、
「・・・弥絵さん、これ算数の問題ですよ。
しかも基本です。」
え？！食塩水を水に溶かす問題って、算数なの？！
ハズカシさで穴があったら入りたいって気持ちよりも、
あまりのバカっぽさに、自ら爆笑してしまいましたわ。
小学校の算数と理科の区別もつかないなんて、
自分、すんごくヤバイ・・・ってか、
終わってるじゃん(^_^;)
このまま、この部署にいていいものか、
真剣に考えてしまった。むぅ。

お受験のお勉強

毎日の神保町散策は超楽しいけど、
それなりにお仕事もしなきゃいけません。
難関私立中学受験なんていう、
一生関係がなさそーだった分野に足を踏み入れた私。
現在、情報のインプット中っす。
弥絵は田舎出だから、私立小・中・高については、
完全なる無知。
いやあ、無知はおそろしいですよぉ〜。
大学に入学したての頃、みんなで出身高校の話になり、
「栄光？へんな名前、きゃははっ(^O^)」
「昼休みには上半身裸で、みんなでラジオ体操するんだ」
「え〜！！男子高で全員裸？やだぁ〜！！」
なんて、平気で言ってたし
（入るのが大変な学校だったんだねo（_ _）o）
「普連土？・・・フレンド？・・・友達？
・・・それって当て字？」
「なんで中学から日大付属に行くの？」とか、
素朴に聞いてました。
会議でそんなことを言うと、白い目で見られるので、
このようなことを、お客さんの前で
ぽろっと言うわけにはいかないっ！
ということだけは、自覚し、
ここ１週間、手当たり次第に私立小・中の
お受験本関係を読み漁ってます。
あと１ヶ月くらいしたら、
どえらいお受験オタクになってそう(^_^;)
そのうち披露しますが、校則も面白いけど、
学校の校訓もめっちゃ面白いです。

まじめに、「へ〜」って思ったのが、
東京都の場合、小学生の６人に１人は私立受験するってこと。
毎年約１０万人いるから、日本の中学生人口の
１０％は受験してるってことで、
芸大・美大受験者よりも圧倒的に多いんです。
お受験組より、自分の方がマイノリティだった
って知ってびっくり。
んでもって、
広尾、青山、西など、名門公立高校の東大合格者数が、
３０年前の６０分の１になってることに、またびっくり。
勉強しなかった弥絵が言うのも恐縮だけど、
みんな平等＆ゆとりの教育は、
本当に公立中・高を骨抜きにして、
公立不信を広めたんだなーとしみじみしました。

感動の神保町勤務初日

感動の神保町勤務初日〜！！
多摩センターの社屋にいた弥絵は、今日から神保町ですっ！
長年連れ添っている友達と離れるのはさみしーけど、
神保町ってだけでウキウキっ！

なにせ、弥絵が通っていた大学は多摩の奥地にありまして、
当時は荒野そのもの。たぬきと一緒でした。
「うちはたぬきだけど、中大はマムシが出るらしいよ。
医務室に血清があるんだって」と、
友達とわけのわからないなぐさめ合いをしたもんでした。

当時、多摩に下宿して、多摩美に通う友達を、
浮世離れしてるもんだから、「仙人」と呼んでたくらいで、
本当に、「ホテル野猿」以外、なにもなかったんす
＜大学の周辺。
で、就職したときは、会社は九段下にあって、
「やったー！これで多摩脱出っ！」
と息巻いていたら、あれよあれよという間に、多摩に引越し。
また、多摩に戻ってきてしまった・・・。
いえいえ、遠足にはいいんです。風光明媚で、気持ちよくて。
昼寝にも最適です。読書にもいい。
でも、お買い物がぁ〜！お買い物ができないですぅぅ。

そんなわけで、るんるんの神保町勤務なのでありました。
神保町のビルに入るのは、ほぼ初めて。
いくつかの会社が入っていて、理路整然と綺麗なんです。
エレベータをはさんで、
北フロアと南フロアにシンメントリーになってるんですが、
これがさっぱりわからない(^_^;)
どれもこれも同じに見える迷路みたい。
廊下から中が見えないから、
自分の部署がどこにあるかわからず、
ドアを開けたら、そこは別会社ぁ〜。
ひぃ〜ヽ(^o^;)ノ
会議室に行こうとしたら、どこにあるかわからず、
エレベータに乗ろうとボタンを押したら、
「非常用エレベータ」と大きく書かれていて、
「これは普通のエレベータじゃないっ！ヽ(^o^;)ノ」と
エレベータが来る前に、
ダッシュで逃げました。
非常用エレベータって何なんだろう？？？

そんなこんなで、ヘンゼルとグレーテルじゃありませんが、
パンの代わりに、小さなシールでも要所要所に張って、
マーキングしようかと画策中です。
ばれるかなあ。。。
やっぱり、マジックで直径２ミリくらいの点でも書くかぁ〜。

難関私立中学

一生関係がないはずの「難関私立中学入試」とかゆーのに
配属されたもんで、否定すべきかやるべきか決めるために、
難関私立中学ってのを調べ中。
知る前から否定するのも違うからねえ。。。
これから「弥絵ちゃんち」には、
そのあたりのネタ、多くなるかもぉ〜。

で、お受験はさておき、
「難関私立中学」ってのは
けっこう興味深いぞと初めて気がつきました。
学校にポリシーと特徴があるし、
先生も粒ぞろいで熱意がムンムン。
いまどきの公立は、文部省（現文部科学省）が
１９８０年に「ゆとりの教育」を掲げ、
その後、１０年くらい前に中学生向けの模試を
撤廃した頃から（＝偏差値の撤廃＆平等主義の完成）
坂道を転げるように学校らしくなくなってます。
田舎の進学校でもない限り、
「学力向上は塾でやってください」ってところが多いし、
いじめや学級崩壊、教育困難校が話題になってる。
そういう中で、昔と変わらない学び舎ってのは、希少価値。
崩壊してる公立よりも、私立に行かせたくなる
親の気持ちもわからいではないわ。

ってなわけで、「へえ、よいのでは〜」
と思ったんだけど、田舎のスパルタ進学校に行っていた
自分のこととして考えると、
学校の校風やポリシーに賛同できても、
熱心な授業や多種多様な充実した学校行事がとにかくうざい。
・・・弥絵が難関私立に入学したとしても、
さぼって本や漫画ばっかり読んで、
落第したよなあ〜と、しみじみ。

おっと、話がずれてしまいましたが、
いろんな私立中学のホームページを見てたんですが、
麻布中学の中３の卒論は、立派！と思いました。
内容はともかく、これだけの長い文章を中３で書けるってのは、たいしたもんす。
「論集」（本文の方）
まるで５０年前の旧制の学生のようだわ。

ほぼ日刊イトイ新聞に行ってきましたー♪

本日、異動が決まりましたっ！
今まで小学生向けの英語関係の部門にいて、
英語が苦手な弥絵は、英語が飛び交う中、
ひぃひぃ言いながらも、
プレミアムグッズを作ったり、
子ども向け新聞作ったりしてたんだけど、
なんと、今度は、難関私立中学受験ネットの新規開発。
びみょう。。。

弥絵は美大出なだけあって、
勉強したことありません(；_；)
小学生のうちから、受験勉強する親子の気持ちなんてわからないわ〜。
きっと「なんで受験するの？」
って素朴に質問しちゃいます(^_^;)

年末に父のところに行ったとき、
知人の占いのおばさんに占ってもらったところ、
「今まではお膳立てされた流れに乗ってれば
幸運だったけど、
今年からは、自分から動く年よ」 といわれたので、
その言葉を胸に、いろいろ考えてみるっす♪

ま、そんなことよりも、楽しいことがっ！！
久しぶりにほぼ日刊イトイ新聞の
事務所にお邪魔しましたー♪
「面白いこと一緒にしませんか？」と
お誘いを受け、ウキウキ出かけたのです。
事務所にはお会いできるとは思ってなかった
糸井ダーリンもいらっしゃって、
きゃあああああ〜(^O^)　
お話もさせていただいたぁ〜！！
糸井さんのお話は、いっつも、
その人のことをちゃんとわかってくれて、
細やかな心遣いがあって、
勇気がガンガンわいてくるんです。
エネルギー充填１００％で、明るい気持ちになりました。
でもって、盛り上がってる波に乗ってる場所って、違うんです。
オーラが。
場所から発せられるパワーを見てると、
あと半年くらいで、
ほぼ日、１０倍くらいのコンテンツ規模になってもおかしくないわ〜と、思ったりもし。
全員が眉間にしわ寄せて仕事してたら、
いけないわ〜としみじみしました。

担当の方とも、本題が終わった後も、超ノリノリで、
なんたって、＜「イノセンス」公開記念　
六本木ヒルズ朝まで文化祭
＞を
やっていた方だったもんで、
裏話をびっしり教えてもらって、ウキウキ。
いろいろ、いろいろあったのねーと思いつつ、
押井さん側のスタッフの方の逸話は、
本当にディープで、びっくりしました。
押井ファンの弥絵が、まったく想像もつかない
ディープな世界が底なしにあるんです。
最近、自分、おたく化してるかと思っていたんですが、
フツーの人でした(*^-^*)

興奮気味のまま、内容に踏み込まず今日はおしまい。
「面白いこと」、もちっと時間がたって、
うまくいったらお話しまーす♪
３月上旬を楽しみにしててねー(^o^)／

おわびを言うのは社長と政治家とお坊さん

「弥絵ちゃんは制作が得意だから」ってことで、
とあるおわび広告を作ることになりまして、
今、泣きそう(；_；)
っていうのも、どか〜んっ♪ババーン♪どどーん♪みたいな、
ＧＯＧＯ！！ってノリの制作物をは得意なんですけど、
ビジネスライクなきっちりとした文章は書いたことがないんですぅ。
（弥絵ちゃんちの日記を読めば、
わかると思いますが・・・）。

そんなわけで、お手本を探さねばっ！と、
「ビジネス文例集」から「手紙の書き方」、
果ては、 休業・サービス停止・倒産を告げる告知などなど、
サイトにあった文例をチェックしまくりました。

秀逸だったのは、
吉野家の牛丼お休みのおわび文。
いいなって思うのは、読後感が応援する気持ちになります。

いろいろチェックして、なるほど、と思ったのは、
おわびを言うのは、
社長と政治家とお坊さんだってこと。
（３つの中では政治家さんの「おわびします」ってのが
やっぱり、一番軽かった）。

でもって、中小企業の倒産がいかに多いかってこと。
中小企業が大変だって話はニュースでよく見るんだけど、
これほどまでにつぶれてるのか・・・ってのを実感。
強烈だったのは、
とある建設会社の倒産お詫び文で、
文末に「敬具」が入るべきところに、
「土下座」とあり、強烈っ！
その下に、立ち直って新しく会社を設立した告知があり、
全然知らない会社なんだけど、
「やったね！」と、うれしくなりました。
熱い〜！男気を感じるぅ〜！

ところで、こんなサイトがあるんだ・・・
とびっくりしたのが
「お知らせ」。
「電化製品やいろいろな食品・機器等の欠陥や回収、
お詫びやお知らせ等と、
その他広く一般に有益な情報のデータベース」
だそうなんですが、読んでて気持ち悪くなってきました(^_^;)
多数の製品の欠陥＆回収のご案内と、
行方不明の親族への伝言、
政府からのお知らせ・・・
そんな文章が淡々と並んでいて、
健全じゃないっていうか、ふきだまりというか、
こんな一面が社会にはあるんだなあと、
ブルーになっちゃいました。
弥絵の知らない世界が、まだまだいっぱいあるっす。

とほほ〜(；_；)

自分の作っているものが、
明日、在庫切れを起こす危機的な状態で(；_；)
（うれしい悲鳴ではあるのですが）
ようやく今、帰って来ました。
とても日記を書いている場合ではなく、
これから電卓をたたくので、
今日は日記をお休みさせてくださいo（_ _）o

モノつくりな話

ハードな日々が続き、へろへろしているわけですが、
やっぱりモノを作るのは楽しいです♪
何が楽しいって、自分の企画が形になっていくのも楽しいけど、
自分と違う、人の発想や出来上がってきたものを見るが面白い♪

弥絵の勤める会社は、家内制手工業っぽい面が強くて、
マーケティング→企画→コピー＆ラフデザインができて一人前。
マンガのシナリオを書くときもあるし、校正はもちろんやるし、
時間がないときは紙媒体やＷＥＢのデザインやっちゃうぜっ
って人もそこそこいたりして、イラスト描いちゃう人もいる。
とにかく、１から１０まで自分で
一通り経験ができるのは、ホント貴重なんす。

でも、各専門分野の、ちゃんとしたプロに比べれば所詮素人なわけで、
１から１０まではできても、それが２０や１００になることはないってのは事実。
自分の発想や構想の枠を、
自分だけで超えることはできないんだもん。
外に出して、１０だった構想が５とか７になるのは論外にしても、
１０を飛びぬけたときは、
「こう来たかぁ〜！やられた〜！(^o^)」と、
もう、ほんと、うれしいし、感服！
今日は、そういうのが１つあがってきて、るんるんしちゃいました♪
その製作に携わったことの冥利に尽きる♪

で、話代わりますけど、１から１０までできる人が多いので、
たまにへんてこりんなクリエイティブのオキテができてたりします。
最近、後輩の製作を見てあげて、といわれてるもんで、
今日は後輩の書いたマンガのシナリオを見たのでありました。
そうしたら、各ページ６つ、均等に区切られたマスがあって、
そこに一生懸命、マンガ展開を描きこんでいるんです。
？？？？？？
なぜ、コマ割まで？しかも全部同じ大きさの６コマ？
聞けば、「各ページ６コマで描くもんだ」と、ずっと指導されてきたとか。
均一６コマじゃ、淡々とした軽重のないマンガ
になっちゃうのに(^-^;
つーか、マンガ家じゃないんだから、
コマ割なんてするなって感じ。
なにが肝心かを教えずに、方法論だけ教えるって、
それじゃあ、作ってて楽しくないし、
面白いものできないなあ。

たかいよしかずさんとのお仕事その２

たかいよしかずさんの大阪での個展が１４日スタートってことで、
本来、こういうときは、個展にかけつけねばっ！なんですが、
あまりに仕事が詰まりすぎていて、
身動きがとれなかったんです。
ああ、ダメダメ編集者(^-^;

そこで、せめてお花を・・・と思い、会場にお花を贈ったのでした。
たかいさんはとても喜んでくださって、
「会場の写真を撮って送りますね」と、電話でお礼をいただき、
翌々日、届いてびっくり！

今回の個展は、この「ネコダルマンの宝島」という絵本の原画展。
その絵本をいただきました。きゃーー！！

しかも、会場の写真というのが、
予想していたスナップ写真ではなく、
「これはパラパラマンガではありません」と
表紙に手書きされた、
１０枚くらいの写真をコピーしたプチアルバム、
というか、プチ写真集。
超キュート！！全ページコメント入り。すごぉーい。

会場には色とりどりの多数のキャラクターの立体作品や、
懐かしの駄菓子などの宣伝を彷彿させるポスターなど、
ぎっしり、みっちり飾られて、
お誕生会と万博と駄菓子屋５０件と夜店の集団が
一箇所に集合したかのような、ウキウキ感にあふれてて、
「行ってみたかったー」と、しみじみ。
あの会場に身をゆだねて、
一日ぼーっとしてるのは、楽しいだろうなあ。

写真集の最後が、床に短パンでぺったり座って、
立体に着色してるたかいさんのお姿で、
「初日の夜中のボクです。ヒエー」とコメントされており、びっくり。
あたしゃ、こんなに忙しいときに、
イラスト何十点お願いしたんだろう・・・(^-^;(^-^;(^-^;
よくぞ受けてくださったと、
心より感謝したのでありました。

ところで、むふふーん♪
この絵本には、サインがぁ〜！
生イラストがぁ〜！
超うれしいぃぃぃぃぃ！！
超キュートぉぉぉ！！

ところで、たかいさんは
マッチのイラストも手がけているそうで。
これが、またかわゆい。
年賀状のイラストにしたいくらいかわゆい♪
マッチ、ネットで購入できます。【オンリーワンマッチッ注文専用】

たかいよしかずさんとのお仕事その１

１０月１日スタートで、小学生向け英語ゲームＣＤ−ＲＯＭを
３週間で作ることになった弥絵。
通常３ヶ月、がんばって２ヶ月もあればできる
シンプルなものなんだけど、
製作期間３週間ってのは、さすがに腰が引けます。
が、後には引けません(ToT)

プログラムがシンプルな分、
ビジュアルで立たせなければ
しょぼいゲームになってしまう(^-^;
わらをもすがる思いで、ダメ元で同僚に相談。
「個性的なイラストレータさんで、
納期１週間の仕事、受けてくれそうな人いない？
超キュートなキャラが作れる人がいいんだけど。
魔女の家と科学者の研究室のイラストと、
そこで生まれるキャラ２０点くらい必須なのぉぉぉ」
珍しく青くなってる弥絵に同情してくれた同僚は、数時間後、
絵本の表紙のコピーに連絡先を書いた紙を、ピラリと渡してくれました。

「なんて
すてきな いちにち」たかいよしかず
ボローニャ絵本原画展　入選作品

たかいよしかずさんといえば、明治のマーブルわんちゃんの生みの親。
小学生の世界では超メジャー。なんたって、ハリーポッタ３冊と並んで、
ベストセラー５に入る絵本を描いている人っす。
・・・ムリじゃろ(^-^;　そんな大御所、そら受けてくれないじゃろ(^-^;
でも、わらをもすがっている弥絵は、果敢にも電話したんです。
そうしたら、びっくりするほど気持ちよく引き受けてくれたっす！！わおっ！

早々と３日後にファックスでイラストの下絵がやってきました。
おーー！ワールドっ！
世界観ができている！
キャラ２２点が、もう、超キュート！！
妖精、ハムスター、くらげ、かいじゅう、ロボット、カッパｅｔｃ、ｅｔｃ
しかもひとつひとつに、すこぶる面白い名前がついてるっ！
周りの人に「どれが一番好き？」
と聞いて回ったら、
全員、違うキャラを指さすんです。
これには「やった！すごすぎるぅー！」と、感激しました。
※とはいえ、英語の得点の高低で、生まれるキャラを変えようと思っていたもんで、
どれが上で、どれが下か、決められなくなっちゃって、うれしくもお困り中。

そんなこんなのやりとりをしているうちに、
個展の直前に依頼をしていたことを知り、ひれ伏してしまいました。
こんな大量の仕事を、短納期で、しかも個展の直前に・・・(^-^;
うう、ありがたい(T-T)（←感涙）

１０月２１日まで大阪のthe
14th moon
というギャラリーで個展開催中です。
関西にお住まいの方はぜひ！
たかいよしかず　絵本出版記念原画展
「ネコダルマンの宝島」

ふふ、明日はこの話の続き♪　これからが話の本番っす。
今日のは、ただの前フリ〜♪

ほぼ日刊イトイ新聞グッズ

久々にデザイナーの秋山具義（アッキー）さんの事務所にお邪魔してお仕事〜♪
「今日からほぼ日で＜やさしいタオル＞売り出しですねー」という話になり、
アッキーさんの愛娘ちよ子ちゃんがモデルで出てるってんで、
さっそく事務所のパソコンで見せていただきました。
超キュートっ！
んでもって、赤ちゃんって成長が早いのですねー。
前回、ほぼ日タオル発売のときもモデルやってたのだけど、
そのときよりも、とっても大きくなってました。
どんどん大きくますますかわゆくなっていて、
赤ちゃんってすごいなあって感動。

ところで、ほぼ日の＜やさしいタオル＞、
弥絵は初回の販売で、
バスタオル・フェイスタオル・ハンドタオルを、
いろんな柄で１２枚くらい購入して、
ただいま愛用中♪
どんなインテリアにも合う大人っぽいデザインと
深い色合い、水の吸収がよくて、洗濯してもすぐに乾く布、
んでもって、なんといっても、
真綿を抱きしめるよーにやわらかいのがよいのです。
バスタオルが特にオススメ。
バスタオルとしても使ってるんですが、
一番いい使い方は、
枕元にどどーっと広げて、
ほおづりしながら寝るのがいいんです。
ほわぁ〜っとやわらくて、「ああ〜気持ちええっ〜」って感じ。
この布でタオルシーツ作ってくれないかなーって、切望♪

弥絵、タオルとシーツにはうるさいタチで、
かなりこだわりあり。
今まで使ってよかったのは、沖縄のブセナテラスのホテル仕様のバスタオルと、
京都の和装小物の井澤屋のガーゼを２重にしたバスタオル。
ホテル仕様のタオルは、肌に触れただけで
水を吸収してくれて
気持ちいいけど、大きすぎて重い点がいまいちで、
ガーゼ２重タオルは、
軽くて肌に触れた感じもよいのだけど、
大量に水を吸ってくれないってところがいまいち。
ほぼ日のタオルは、片面がタオル地で片面がガーゼなので、
この２つのいいところをあわせもつ、優れものなんす。

イチオシは、ダブルベリーという深紅と、モカという茶色。
色が深くて贅沢感＆高級感にあふれてまして、
特にモカはＷＥＢで見たときよりも、実際の方が断然、
色映えがよくて、びっくりしました。この色は他にはないねえ〜。
ちょっとお高いな、と思う方もいるかもしれませんが、
いいタオルは持ちが違います。絶対オススメ〜♪

ところで、 昨日、深津絵里のことを書いていたのですが、
うきき〜♪　今日はアッキーさんに深津絵里のポスターをもらっちゃいました♪
アッキーさんは今年の広告批評の表紙デザインを担当してまして、

事務所をロケに使うことがあるって話になったとき、
「深津絵里の撮影もここでやったんですよ。その部屋で着替えして・・・」と、
その写真を使った「広告批評」の表紙を見せてもらったんですね。
「ええっ！深津絵里、ここに来たんですかぁ〜！！
えっ？そっちの部屋で着替えっ？！
うらやましぃぃぃぃ！！あたし、深津絵里、
大好きなんですぅぅぅ！！！」
身を乗り出して叫んだら、
たぶん、そのときの弥絵の目がものすごく
ギラギラしてたんだと思います(^-^;、
帰り際にポスターくれました。
んでもって、「広告批評」の今月号の表紙になった
浅野忠信のポスターも
もらう約束しちゃいました〜 (*^-^*)　
今月号の浅野忠信の顔、
キリストのようにカッコいいんです！
うきゃ〜！！
めっちゃうれしかったです＼(^-^)／

小学校１年の国語の教科書

小学校１年の国語の教科書を久々に見ました。
最近は、大判・オールカラーで、イラストもいいし、
選ばれている物語や詩もすごくセンスがよくて、立派な絵本みたい。

ぱらぱらめくっていたら、「これみてくださいよぉ〜」と、友だち。
あいうえおを覚えるページを見たら、下記のごとく。

ありが、
いけに、
うかんでいる。
えだから、
おちたんだろう。

すごい例文だっ！つぼにはまって爆笑！
イラストは木の横にある小さな池にありが浮かんでる図でした。

ありって泳げなかったよなあ。このままだとおぼれるなあ・・・と
中途半端な終わり方に、消化不良気味。
ありに感情移入をしてもしかたないのだけど、
でもって実際、水溜りにありが浮かんでても、なにもしないだろうし、
子どもの頃なんて、ありの巣の穴を発見して、水入れたことさえあるっていうのに、
こう文章で提示されると良心がチクリと痛んだりして(^-^;。
＜文に成る＞というインパクトはそれほど強いものなのだわ〜。

教室で声をそろえて音読したとき、
みんなで「助けないと死ぬな」
とか内心思うだけで、授業が終わるんだろうか？とか、
先生が「きみならありをどうする？」とか質問するのかなあ？
それが教育的っていうのかしら？
でも、そこで「ありを助けてあげます」
っていうのは偽善だよなあとか、
いろいろ想像をめぐらしちゃった。

「かきくけこの行で作文して、
ありの行く末を書きましょう」という課題は、
小学校１年生には難しすぎるか〜。

忍法★弥絵ちゃんの術

一年で一番忙しい時期を迎えた弊社。
４月の創刊・リニューアルに向かって、どこもかしこも書類の山。
普段はきれいなおねーさんたちも鬼気迫る表情になってまいります。
はい。こわいですねー。
ま、そんなわけで、
「こんなときは忍法★弥絵ちゃんの術！やりたいねー」と
友だちに同意を求めたら、
「弥絵ちゃんの術って、なに？」と返ってきてしまい、
おおっ、通じなかったかぁ(^-^;。
「いやあ、３人弥絵ちゃんがいればいいなーって、この時期いつも思うのよね」
「・・・それって、分身の術じゃない？」
正しい。全く正しい。

とにかく、初めて、肩がこりすぎて眠れないってのを体験しまして、
やばいよ、歳かもよ(^-^;(^-^;(^-^;と、日ごろの運動不足とともに反省しました。
最近は「締め切りに間に合いますよーに、締め切りに間に合いますよーに」と
ブツブツ思ってばかりで、珍しく胃まで痛いっす。
って、今日は焼肉いっぱい食べたけど。やっぱ、体力つけなくっちゃ。

会社のドレスコード

来週の月曜日から８月３１日まで
会社が「カジュアルな服装ＯＫ月間」
になるのであります。

弥絵の勤めている会社は、
女子はどんな服装でも、まあＯＫなんだけど、
男の人はスーツ＆ネクタイ着用がルール。
殿方からは「逆差別」とか
「女はいいなあ」
といわれる日々なんだけど、
この「カジュアルな服装ＯＫ月間」は、
殿方もスーツ＆ネクタイ着用じゃなくていいんです。

ところがどっこい、今年から最低ラインの
ドレスコードが設置されまして、
Ｔシャツ、ジーパン、
運動靴が禁止になったんすっ！
ひょえっ！

弥絵はいつも、Ｔシャツにジーパンに運動靴です。
今日も今年のレゴ展に行かないと買えないの
オリジナルＴシャツ、
リーバイスのヴィンテージジーンズ、
ニューバランスのスニーカーと、
まあ、作業着的ではあるけど、
それなりのこだわりのラインナップなのにぃー
買ったばかりのほぼ日のＴシャツも着ていけんがな

「カジュアル月間」になったのに、
普段よりもちゃんとした服を
着ていかないといけないなんてっ！

気がかりなことは、弥絵の持っている服の中で、
もっともジミなものがTシャツ・ジーパン・スニーカーでして・・・。
ドレスコードにひっかからない服ってのは、
めちゃんこ派手なんす。
観音様や唐獅子牡丹が
でかく入っているスーツとか、
銀座のホストクラブのにーちゃんが着るような
パープルのスーツとか
スーツ買うときって、ありきたりのを買うのが勿体なくて、
ついつい、珍しいもの＆派手なもの買っちゃうんだよなあ。
あれらを、多摩という土地で着るのは、
ちと、ういてしまうような気がするぅー。

ライフプランってなに？

人事部に配属された後輩から、
「ライフプランの講演会の
タイトルコピーを考えてください」とお願いされる。
むぅ(^-^;？
どうやら、弥絵のこともよく知っている上司の方から、
「弥絵ちゃんが『来たい！』って
思えるくらいのタイトルつけないとだめよ」
といわれたらしく、なるほど納得。

弥絵は、貯金０。経済観念もまったくなく、
貯蓄、株、外資なんとか、保険などなどに、ぜんぜん興味ないんです。
将来が不安じゃないですか？と聞かれれば、
体が動かなくなったら、飢え死にするかもなあと思ったりもするんだけど
（現状の社会では、生存は保障されているから、大丈夫なんだけど、
４０年後５０年後はわかんないからねえ）
ライフプランという響きからして、受け付けません。
そもそも、自分の人生の先が読めてしまって、
なにが面白いのか？って感じ。
１０年後、２０年後、予想外の展開があった方が面白いから、
極力、レールは排除したいのでありました。

でもまあ、いちおはねえ、どういうタイトルなら、
そのライフプラン講演会とやらを、冷やかしでも見に行く気になるかなーと
お金関係の本のタイトルをチェック！
ほしたら、世の中にはこの手の本がいっぱいあるんですねえ。
検索したら１０００冊以上になってしまって、
この手の本にお金を遣う人の方が、お金がたまらないのでは？と思ったりもして(^-^;

下記は、気に入ったタイトル。
「一生、必要なお金に困らないで暮らせる」
（必要なお金がいまいちわからず。とりあえず押さえてはおきたい。＜困らない＞ってのがいい）

「ゼロからの貯金生活」
（ゼロなもんで、自分のこととして考えられる）

「資産運用のカラクリ」
（からくりとか、裏技って、どんなもんでも知りたいもんす）

「お金から自由になる法則」
（カードの引き落としのたびに、ブルーになるんじゃなくて、自由になりたいっす）

「新華僑に学ぶゼロからの金儲け」
（これは単純に好奇心で知りたい。華僑すごそう）

「人生設計入門 ［借金編］ 」
（間違えない借金の仕方って、大事だと思う）

「節税対策 」
（サラリーマンは税金が天引きなので節税できないんですが、使える手があるならやってみたい）

「年間あと100万円必要な人のカンどころ」
（カンどころっていい響き〜）

逆に、「無駄遣いがなくなる」とか「３年で○百万ためる」なんて、
興味ぜんぜんなし。無駄遣いしたいもん。無駄って大事だもん。

なにやら、自分にとっての「欲しいもの」と「必須もの」に分類して、
必須ものにしかお金を遣わないってのが鉄則らしいのだけど、
弥絵の「必須なもの」といえば、すべて嗜好品なので、
そこにお金を投下すると生きていけなくなる。これは困る(^-^;

なーんてことを思ってたら、
「ＳＫＩＰの野菜を取るために、
家賃を滞納しちゃいましたー(^-^)」
と、仲のいいバイトちゃんが笑顔で言っていたもんで、
類は友を呼んでるなあと、しみじみ。

「小さな凸実行委員会」平等とか差別と思うこと多々

弥絵、２年くらい前から立体モノの企画もやってて、
オリジナルマウスとかしゃべるキャラクター時計とか作ってまして、
これで、紙、ネット、ＣＤ-ＲＯＭ、
立体モノの編集ノウハウはバッチリだっ！
あと残るは映像・・・は難しそうだなー(^-^;とか、思ってたりするんですが、
今年も立体モノの企画をする時期になりまして、 情報収集をキョロキョロしております。

ざっくりと、おもちゃ業界やデジタル業界を見渡して見ると、
２年前は竹の子のように新しいアイテムが
出てきていたのに
（手乗りロボとかハブコットとか）、
目新しいものってのは一切なくて、
キャラクターのラインナップが増えてるレベルだったりして。

開発費がないのか、はたまた、新しい先端モノを作っても売れないのか・・・。
ここ１年くらいは、販売する場所を変えたり、パッケージを工夫したりと、
販売マーケティング勝負になってますね。 ちょっとつまんない。

ま、それはさておき、
へえ、こんなことをやってるんだ〜と知ったのが、
「小さな凸実行委員会」
（2002年から「共遊玩具推進部会」に名称変更）。

もともとはおもちゃのトミーが、
目の見えない子や耳の聞こえない子も
当たり前に楽しめるおもちゃを作ろうと始めたものだそうな。
「小さな凸」ってのは、オンオフのボタンの違いを触れただけでわかるように
オンボタンを凸状にすることを示してます。

で、自社だけでやってても他社がやってなければ子どもが混乱するので、
こういったアイディアをデファクトスタンダードにして、普及させようという運動です。

混乱って言葉で思い出したのが、
ＸーＢＯＸのコントローラのボタン位置。
任天堂やセガ、ソニーのゲーム機のコントローラーでは、
Ａボタン（決定ボタン）がある場所に、ＸーＢＯＸ
はＢボタン（キャンセルボタン）があるから、
いつもいつもボタンを間違えて失敗するんです。
ゲーム進まず、めっちゃストレスっ！！（怒）。

ユーザーインターフェイスのスタンダードさって、
ものすごく重要よっ。

弥絵は
「デジタルデバイト」運動のような
＜パソコンを使える人と使えない人では
所得に差が出る傾向があるから、
不平等をなくして、みんながパソコンを使えるようになろう！＞ってな
パソコンを使えない人を
「差別されてる人だ」と捉えて、
「不幸だ」と見なす考え方はナンセンスだと思ってます。
（パソコン使えなくても幸福な人は幸福。
他人が決めるこっちゃない。）

「差別されてる人」という概念を生み出すデジタルデバイトと、
「ユニバーサル・デザイン」やこの「共遊玩具」は、ワケが違う。

かわいそうな人に何かしてあげよう
っていうおこがましい話じゃなくて、
だれもが当たり前に使えて、
その人がその人らしくあれるべきだよねって話だから。

今でも、出合った瞬間に、総毛立つような感動するモノを作りたいと思ってるんですが、
最近は、出合った瞬間に、「ああ、本当の意味での優しさがあるな」と、
うるうるっと涙腺がゆるむような、 人に向き合ったモノが作れるといいなーとも思ったりして。

笑いをとるバカ芸ができるのはバブル入社まで？

某出版社に勤める弥絵。
とある部署の３０周年記念パーティで、
椿山荘のホテルに行ってきました。
関連会社の方々や、社長や会長、
弥絵の不出来だった新人時代にお世話になった
諸先輩方（←いまだに頭上がらず、緊張するわ〜）も集まり、
総勢５００名の大宴会。
す、すさまじい・・・。
（立食のご飯はサイコーにおいしかったっす。
弥絵、ケーキも５個食べた♪）

ところで、弥絵の勤める会社は、
芸がセミプロ並みの人材がそろい、
しかも、本社が西日本にあるから、
吉本新喜劇を生まれた頃から見て育った人が多く、
自分を落とす芸が、もともと多いんです。
今回の芸も、２週間くらい前から、
会社のそこかしこで、早朝・昼・深夜まで、
みんな練習していて（仕事よりも芸をとる人が多いのだ）、
ああ、伝統よのぉーと思っておりました。

リクルートや代理店さんたちの芸もものすごいものがあると
聞いたことあるんですけど、うちもすごい。
女装の山本リンダダンス、
笑ったら左遷されそーな暴露話満載の腹話術などなど、
本当に「ひゃ〜、お下劣ですぅー(^-^)」
てな芸を、
役員クラスの人がやるのは珍しいと思います。

ああ、芸を見ると、会社の移り変わりがわかる
んだーと思ったのは、
若手の芸を観たとき。
日本舞踊やモームスのダンスなど、
とてもスマートで美しい芸が多く、
芸風が今までと違うぅーと、びっくり。
自分を落としてまで
笑いをとるバカができるのは、
バブル入社くらいまで、 というのがよくわかりました。
（つまり、会社がメジャーになる前までってことか）。

事業部３０年の歴史を、歌とスライドで展開したとき、
「娘ざかりを
すりへらし〜♪」
と、自作演歌が流れ、
トイレのすみで泣いている女の子の後ろ姿や、
徹夜で仕事している女の子の姿の写真が映し出されたとき、
いやあ、不覚にも、涙出ちゃいました。
今じゃ、ゴーイングマイウエイでのー天気な弥絵も、
新人・２年目くらいは、よく泣いたよなあ(^-^;
娘ざかりを職場で過ごした女の子が多い弊社・・・
その場にいる女子全員、
苦笑・失笑・爆笑の嵐でした。

あ！一番笑えたのは、
３年ぶりくらいであった同期が、
「まだ、会社にいたの？
なにやってんのぉ〜？」って言ったことかなー（爆）。
弥絵も、こんなに長く、続くとは思ってませんでした(^-^;。