「10分の1」ってKEYWORDが
YAHOOオークションで
よく目にするようになったって話を聞いて
これ、めっちゃ面白いなーって思ったんです。
YAHOOオークションが、がぜんがめつくなって、
登録ユーザーから参加費用を取ったり、
出品するのに1点あたり10円取ったり
してたことは知ってたんですが、
いつのまにか、落札価格(=売り上げ)の10%を
出品者から取るようになってたんですね。
出品しようと思ったことがなかったから、
知らなかったわー。
「売り上げの10%をYAHOOが取る」
というのはルールなんですけど、
やっぱり10%取られるってのは
シャクにさわるもの。
弥絵とかだと、「10%を出品価格に上乗せすれば・・・」と
バカ正直に考えたりするんだろうけど、
考える人は違うんです。
コメント欄に「表示の価格は10分の1の価格です。
入金は落札価格の10倍ですよ」
と注釈を入れ、
システム上は10分の1の価格で取引し、
実際に出品者に支払うときは、
落札価格の10倍で支払うって方法が
出てきたんですねー。
YAHOOのシステムは落札価格を
認識することはできても、
ほんとにやりとりされる入金金額を
YAHOO側が知ることは不可能だし、
コントロールできないわけで、
うまいこと考えたなあ。
「10分の1」を取り締まるコストパフォーマンス
のいい方法も、法律もないしね。
これがネットらしさのひとつ・・・
というと言い過ぎだけど、
主催者側がやぶられやすいルールを制定すると、
カンタンにやぶられて、
参加者がルールを
どんどん変更し、
共有化されて定着していく
っていうのは、
ネットだから、できやすいこと。
やるなあって思いました。
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