今日は、恵比寿まで
「ボーリング フォー コロンバイン」を
観に行ったのですが、
その前に、昨日、上野で観た、
もうひとつの展覧会のご報告をば!
神秘の王朝―マヤ文明展
マヤ文明といえば、子どもの頃にあこがれた、
謎の文明。
弥絵が子どもの頃には、文字の解読もできておらず、
忽然として一夜のうちに
全住民が消えてしまい、
文明が滅亡したといわれてまして、
本当に「謎の文明」だったんすよー。
マヤ文明、夏王朝、
ナスカの地上絵、エジプトのピラミッド、
ストーン・サークル、アトランティス大陸、
うさんくさいところでは、
バミューダ・トライアングルゾーン
(←1800年代に忽然と乗組員だけが消えた
メアリー・セレスト号事件が一番有名)
赤い人が住むという
地下帝国・・・
ぱっと思い出すだけで、どえらいいっぱいある
「世界の謎」
小学校の頃は、あこがれましたー。
当時は、考古学者になりたかったんす。
考古学者になって、シュリーマンみたいに
ホメロスの「イリアス」の叙事詩を信じ、
本当にトロイの木馬と財宝を発見するよーな人になりたい
と思ったもんでした。
でも母上に「考古学というのは、
日々の地道な積み重ねが大事だから、
あんたの性格じゃ、ムリ」と言われ
(正しい見解とはいえ、小学生にそんなこと言うか?フツー)
考古学者になるのはやめました(^-^;
ま、そんなことはともかく、
テレビではよく見る「マヤ文明」の品々や
遺跡の建造物。
本物を見ても、
「あ〜、日本の縄文時代に似てるぞぉー」
と思ったものの、
それほど、感動に胸打たれることも少なくて
・・・ですねー、
しかも、文字の解読が8割できるように
なったそうで、
「謎」な存在でなくなってしまったよーな紹介
のされ方をしていて、
すんごく寂しくなったのでした
(なんで滅亡したかは、まだ謎でしたが)。
ま、場所が「国立科学博物館」でしたからね、
科学的に実証できないことはいえなかった
んでしょうけど、、、しくしく。
これからは、「マヤの宗教」と「マヤの暦」など、
今を持ってしてもなお、
驚異的といわれるジャンルで
マヤ文明を楽しもうって思ったのでありました。
やっぱ、古代文明から、
「現代の知識と技術を持ってしてもなお、
超越しているすごいもの!」って
コピーがなくなっちゃうと、さみしーっす。
ところで、一押しだった「バーチャルリアリティシアター」という
3D映像での、マヤ遺跡の紹介。
巨大画面でインタラクティブな3D映像を
見せてくれるんだけど、
小学生向けっぽくて、大人には、なんともつらかったです(^-^;
でもって、バーチャルリアリティと自慢してるわりには、
プレステ2や、キューブ、X−BOXの映像の方が、
よほどのことすごいので、
長時間の開発を要し、
巨額の投資をしたであろう博物館の映像装置よりも、
家庭用ゲーム機の方が優秀な時代になるとは、
なんともはやだねーと思ったりもし。
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