夜、てくてくと多摩の道を駅に向かって歩いていたら、
5歳くらいの男の子が、勢いよく走り回ってました。
多摩センターには、サンリオピューロランドがあるので、
いつも子どもがたくさんいるんです。
で、たいてい、走っている。
なぜ、子どもはみんな走るのか?・・・とても不思議。
疲れないのかなぁ?
それはともかく、他の牧歌的に走る子どもたちの中で、
その5歳くらいの男の子のスピードは尋常じゃなくて、
「おかーさんがいないよぉー」と叫んでいるじゃありませんか。
あら、これは大変だわっ
子どもの頃、自分が迷子になったときの
切ない気持ちを思い出して、
このまま、ほうって帰ったら、
夜寝るときに気になるだろうなー、と、
すぐそばのイトーヨーカドーの受付に
連れて行ってアナウンスしてもらおうと思ったんす。
で、男の子をつかまえようと思って、
走り出したら、
あまりのスピードと、
ちょこまかさ加減に
見失いました
(弥絵の足が、5歳のガキに負けたのか・・・)。
イトーヨーカドーの中を一周したけど、見当たらず、ぜいぜい(^-^;
あきらめかけたそのときに、
キレイな店員のお姉さんに話しかけている男の子を発見。
(さすが、男の子だわ)
まあ、店員さんに相談してるなら、
安心か・・・と思って帰路に着いたのでした。
イトーヨーカドーの外に出たら、
今度は、泣きそうになって、走りながら
子どもの名前を呼んでいるお母さんを発見。
あ!絶対、あの子の親だ!
と思い、居場所を教えてあげたんす。
感動のご対面・・・
のハズだったんだけど、
お母さんの姿を見つけた男の子は、
ハッ!とした表情になって、
そのまま、くるりと後ろを向いて、
逆走をはじめました。
(すぐにお母さんにつかまってました)。
いったいなんなんだ?
鬼ごっこにしか見えませんでした。
迷子になる直前に、しかられてたのかしらん?
子どもって、不思議〜。
コメント