臥夢螺館 福山庸治
むぅ、福山さんのサイトで流れるユーモレスクは気が狂いそうに音が外れてて
長時間聴けない(T-T)
まさに、サイコホラーの巨匠のマンガのテーマそのもの。
この人は「マドモアゼル・モーツアルト」で大ヒットしてるんだけど、
サイコホラーを描いた方が凄まじいです。
なんの気なしにやった日常的な行為で人が死んじゃって、あれれ?・・・とか
罪の意識とかね、葛藤とかないままに、
いつのまにか引き返せない状況になっていて、
まいっちゃったなあってのがお上手。
狂気って、境界線がなくて、ごく日常ありふれたところに
転がってるもんなんだろうなってしみじみ。
このマンガがいつもと違うのは、
天使と呼ばれる善悪の分別がない未知の生物が出てくるところで、
超好奇心があるがゆえ、人間の欲望を感じ取って、
好奇心赴くままに爆走するという・・・
天使が悪いことやってるんだけど、
その発端となる欲望と道具は人間が持つものなので、
人間ってえぐいなあと。
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