山を抜けて、今日は午前中会社を休んで、本屋に走りました。るんるん♪
ゲーム屋やフィギュア屋に行くと、顔がにまぁ〜と微笑んでしまうんですが、
本屋は真剣勝負っす。虎視眈々って感じで本屋を一周するんですが、
今日ゲットしたのはマンガばっか。書籍の新刊で「これ」ってのがなかったのが残念でありました。
そんなこといっても、まだ村上春樹の「キャッチャー・イン・ザ・ライ」も
保坂和志の「カンバセーション・ピース」も買ったまま手がついてないし、
小川洋子の「博士の愛した数式」もまだ未読。
これ、記憶が80分しか持続しない天才数学者が主人公。
通いの家政婦の「私」と阪神タイガースファンの10歳の息子に、
世界が驚きと喜びに満ちていることをたった1つの数式で示した…って話。
モチーフにそそられるぅ〜♪
ともかく、今日買ったマンガ。
バルバラ異界 萩尾望都
花の24年組(萩尾望都、竹宮恵子、大島弓子、池田理代子、
山岸凉子、木原敏江)と呼ばれる大御所のおひとり。
ってか、これだけのすごいマンガ家を出した年って奇跡かも。
ちなみに、萩尾さんはアシモフにほれ込んだ後、
手塚治のマンガを読んで
マンガ家になることを決意したそうな。
凄い人を発起させるにはやっぱ凄い人が必要なのね。
萩尾さんは「百億の昼と千億の夜」(原作光瀬龍 )
「ウは宇宙船のウ」(原作ブラッドベリ)など、
SFの名作の漫画化(マンガの方が面白いと思う)を手がけ、
男性ファンもめっちゃ多い人です。
「ポーの一族」「半神」「トーマの心臓」
「海のアリア」「モザイク・ラセン」・・・
好きなマンガばっかし♪
その萩尾望都の2年ぶりの新作。
まだ序盤なので、この先どう展開するか読めないっす。
この辺がプロ。
最近のマンガは読み出した瞬間に先が読めちゃうんだもん。
夢の中に入り込んで深層心理を探る職業についている男が、
依頼された美少女は7年間眠り続ける女の子。
この少女の夢と現実が交差して、
胡蝶の夢的な話になってます。
不思議なのは、男の息子が空想していた物語の
KEYワードが女の子の夢にも出てくるところで、
この辺がくさいんですけどねえ。
あと20話くらい話が進めば、
全体像が見えてくるでしょう。期待♪
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