「惑星ソラリス」(タルコフスキー監督の方だよ)の中で、
未来都市イメージ的なシーンとして、
東京の首都高(赤坂見付付近)が使われていて、びっくりしたのですが、
つい最近、タルコフスキー監督が「サクリファイス」に出てくる、
あの象徴的な木を「イケバナ」と呼んでいた
ことを知って、これまたびっくり!感無量!!!
日本を中世の文化がいまだ息づく場所として、とても愛していたそうな。
※ちなみに、本来、この象徴的な「木」は、
映画の中で父親が息子に向かって語るロシアの伝説・・・
イワン・コロフという修行僧が、人里離れた枯れ木に毎日、水をやり、
人々にバカにされながらも3年間続けたら、見事に花を咲かせたという伝説と、
レオナルド・ダ・ヴィンチの「東方の三賢人の礼拝」に描かれているオリーブの木がモチーフです。
本来ならタルコフスキー映画を観たことのない人のために、
ちゃんと監督と映画を紹介すべきなんでしょうが、
タルコフスキーの映画は、好きで好きで好きで好きでしょうがなくて、
逆に、語ったり、書いたりできないんです(^-^;。
同じく、キューブリックの映画について書くのも恥ずかしい。
なんちゅーか、自分の核になる部分を露呈しないといけないような気がして、
でもって、今の私ごときの表現力じゃ、書いてはいけないような気がして、
ハードル高いんですよねえ。
このサイト、5年くらいになるのですが、実はタルコフスキーとキューブリックについて
書いたことは一度もないのでしたー。
谷川俊太郎さんの作品の内容に突っ込んで書いたこともないっす。
弥絵は相当、自己開示度が高い方だと思うんですが、
ごく小さな領域の、ある特定のものに関しては、書けないんすよぉ〜。
ま、そんなわけで、さっくり終了 m(_ _)m
はじめまして。
ブログに登録したばかりなのでまだなにがなんだか分からない状態なんですが、映画のカテを散策中にタルコフスキーの名前を見つけてやって参りました。
わたしも「サクリファイス」が好きです。
ちょうど先週別所で数行レビューを書いたところだったのであらまあ偶然と思って書かせて頂きました。
タルコフスキーは日本趣味の人だったので日本のものを色々映画の中で使っているようですね。
あまり詳しくないんですが・・・
「サクリファイス」はラストの長回しシーンが素晴らしいですね。
自分の大切な人達を守るために命を捧げようとする主人公のいじらしい姿が印象的です。
なんとも悲しく美しい映画でした。
では。
投稿情報: VENUS | 2004-06-30 06:29