「蜜室」ビューティー・ヘア 松文館
いまどき「発禁本」になって
「わいせつ」
として摘発されるのがあるんだー!
と、びっくりしたニュース。
しかも、実写ではなくて、
初のマンガで「わいせつ」になったそーで。
ずいぶん前から話題になってたよーですが、
こっち方面のマンガにはうといもんで、ノーチェックでした。
・・・ノーチェックで当然か(^_^;)。
うはっ(^_^;)「弥絵ちゃんち」にこの手の画像がお目見えする日が来るとはっ!
どんなマンガなのか知りたくて、
一生懸命ネットを調べてしまいましたよぉ〜。
すでに発売禁止になっているため皆目見つからず、
とはいえ、オークションなどでは名前だけ出てて
5000円近い値段で取引されている様子。
発禁本になれば話題性が増して値が上がるとはいえ、
出版社には関係なしこ。
刷り部数2万部だったようなので、
一冊500円として1000万円の売り上げ。
印刷費だの原稿料、取次代など差し引くと
たいした利益にならないので、
それで1年懲役くらうのは割に合わないわあ〜(^_^;)
そもそも出版社などマスコミュニケーションを担うところは、
公に発表したことの責任はちゃんと取らないといけない&
公序風俗を乱したらいかんのです。
だから逮捕されたのは責任者である社長さんで当然なんですけど・・・・
それでもこのマンガ、表紙を見るかぎり、どーってこたぁ〜ないのでは?
こんなのどこにでも転がっているのでは?
と思うのは素人考えでしょうか?
中を開けたらすごいとか(^_^;)?
今どきのレディスコミックや、
それどころか少女向けのマンガだって
「感動の初エッチ」とか
「好奇心エイジの刺激的ラブコミック」とか
特集組んで、えらいエロいのに、
このマンガはどこがひっかかったんだろう?
どこでアウトとセーフのラインが引かれるんだろう?
ってのが、弥絵の最大の関心事であります。
別にこのマンガがなくても弥絵は全然困らないし、
「世にあってしかるべきマンガだっ!」と擁護する気もないんだけど、
あいまいな判断基準で発禁が決まる
ってことが気持ち悪くてねえ〜。
この描写がアウトとか、エッチシーン8割はアウトとか、
そういうばかばかしい基準ができるのも、
なんともはやだし。
じゃ、マルキド・サドの「ソドム百二十日」や「悪徳の榮え」とか、
沼正三の「家畜人ヤプー」はどうなるわけ?
と思っちゃうのよねえ。
わいせつの規準がわからないのに国家にわいせつを指導されてしまう私たち。
国民をバカにしているというか、国家として成熟していないというか・・・
当事者にはとことん裁判で国と争って欲しいもんです。
って、突然のコメント乱入失礼しましたぁ。m(_ _)m
投稿情報: DJトマホーク | 2004-01-18 17:14
彼等,某議員さんや裁判官殿は面白い事をやってくれました。
『非公開のファジーな基準で出版は制限可能』と言う素晴らしい前例作りです。
素敵じゃありませんか?
国会議員や裁判官になれば、『誰でも出版を差し止められる』んですよ?
『失楽園』等の『文学作品』は何故警察などから何も言われないのか等の、
『国家に管理されるべき馬鹿な国民如きの愚問』は大して問題ではありません。
肝心なのは某議員さんの仰る通り、
『偏ろうが,恣意的だろうが裁判所の決定は絶対だ』と言う事なのですから。
私は『規制する基準を規制される側にすら公開しない』ような
『規制する側のさじ加減で恣意的に偏った規制が可能な』と言う状況下で
『言論統制に邪魔な法の下での平等や報道の自由を壊す英雄』を応援します。
投稿情報: ボインダーX(陸戦仕様) | 2004-02-27 10:32