後輩が「弥絵さん、この本読みました?!」と、
フセンがびっしり立った本を差し出しました。
弥絵:「なにこれ〜?」
後輩:「AERAとかでもやってる、
勝ち組負け組論争のやつですよぉ〜」
弥絵:「そういえば、なんかやってるね〜」
弥絵、そもそも勝ち負けに一切興味がないもんで、
この本、気にも留めなかったんだけど、
30歳になったばかりの後輩が4人もいる弥絵の部署では
大騒ぎになって、みんなで回覧してる様子。
なもんで、後輩の立てたフセンの箇所だけ
拾い読みしました。
「どんなに美人で仕事ができても、
30代以上・未婚・子ナシは
『女の負け犬』なのです。」
爆笑!
ってか、フセンをいっぱい立てるな!ちゅーの。
後輩たちも爆笑しながら読んでるみたいだけど、
フセンに真剣さが見え隠れして、
めっちゃコワイよぉ〜(;_;)
んでもって「そっかー、みんな、
結婚したかったのかぁ〜」と、けっこう意外。
単純に、結婚しない方が恋愛できる期間が
延びてイイと思うんですけどね。
30歳過ぎても、恋だの愛だの
やってるの楽しいよ(^-^)
(20代の頃は「ドント・トラスト・オーバー・サーティ」
は脅威でしたが
なってみると、なーにも変わっておりませんでした。まる)
どっちが勝ち組かなんて、そもそも価値軸が違うから、
いつまでたっても話がまとまらないだろうし、
進学、就職、結婚などの分岐点は
自分のものさしで意思決定していくもんで、
人と比べて、勝った負けたなんてないよ。
・・・と言っちゃうと、話が終わっちゃいますね(^_^;)
直感ですが、この本を読んで、がっくりする人、
「かくあるべし」の世間の説に対して、
生真面目すぎだと思います。
武士社会が台頭するまで、何百年もの間、
日本は母系社会で、通い婚。
一言で言えば、フリーセックスっす。
今の結婚の制度はお武家さんの制度が元になっていて、
家督を継承させやすい=相続税の計算がしやすい&
社会的に管理しやすいからやってるのでは?と疑うくらいです。
昔は「結婚してないと一人前じゃない」
と言われたそうだけど
(今でも一部の職場ではそうなんでしょうが)
いまどき、そんなこともなく。
タイミングがきたらすればいいくらいに
思ってていいんじゃないかしらん。
(いまだにのんきです。はい)。
「一人身では将来が不安」という声も聞くけど、
今から下手に土地もついてないようなマンションに
手を出したらいかんと思うです。
弥絵、自分がババアになる頃には、
独身のジジイがいっぱいいると思うのよね。
老いらくの恋ってのも、フツーになるだろうなー
と思う次第でした。
関連サイトの、どこかで、どなたかも言って見えましたが、売らんかな、がみえみえのこんなつまらないものに、左右されてほしくはないですね。
結婚を否定はしないけど、この人はこだわりすぎでは。世間にまどわされて失敗し、傷付いたり、後悔したりするのは本人。今の日本の少子、晩婚化問題ってもっと別のところにも原因があると思いますよ。
投稿情報: あつこ | 2004-06-29 18:57