ほぼ日刊イトイ新聞の
「智慧の実を食べよう2
学問は驚きだ。」
に行ってきました〜!
東京国際フォーラムAが満員。チケット完売御礼。すげーー!
<あったら行きたい最高の大学って、
どんな授業をしてるの?>
というわけで、
■正直は最大の戦略である。「社会の行方。」
山岸俊男先生 (北海道大学文学研究科教授 社会心理学)
■会社の新しい可能性を探る「会社の行方。」
岩井克人先生 (東京大学経済学研究科教授 理論経済学)
■美の文明への道すじ。「日本の行方。」 川勝平太先生
(国際日本文化研究センター教授 比較経済史学)
■宇宙人として地球で暮す。「地球の行方。」
松井孝典先生 (東京大学大学院新領域創成科学研究科教授 惑星物理学)
という4名の大学や研究機関の先生が
合計7時間講義するという、すごい企画です♪
行く前は、著作やほぼ日のインタビューを拝読したとはいえ、
なにせ、各分野の先端研究の話じゃない?
弥絵の脳みそでついていけるのか?と心配だったんだけど、
ノープロブレムっ!でしたね。
★すごくわかりやすい!
★目からウロコが落ちる!
★4名ともとてもダンディーでチャーミング!
凄い人の話ってのは、わかりやすいもんだなあとしみじみ。
中途半端に凄い人の話だと、専門用語が出すぎたり、
その分野のみになって、普遍性がなかったりするのだけど、
(デキの悪い論文やプレゼンテーションは、横文字ばかりってのに似てる)
当たり前のことのように思えるけどor身近なことだけど、目からウロコ
という貴重な体験をさせてもらいました。
自分の頭の中に入っている常識や体系が、
いったん、解体されて、再構築されるという、
気持ちのいいシャフルを体感でき、超快感〜♪
個人的には、なにぶん、美大出でありますし、
川勝平太先生のラストスパートの思考のかっとび方が、
刺激的で、かつ、日本って素晴らしい国だなっ!と自信を深められたので、
印象深いのですが、長くなるので、
ひとつひとつの講義はまた別途o(_ _)o。
なにより、ほほぉ〜と思ったのは、
このような完成度の高い魅力的な講義が、
大学という閉鎖した場ではなく、
どこかの会場とか、インターネットで配信されるようになると、
じゃ、大学ってのはいったいなんなのか?
学ぶということはどういうことなのか?
という、根本的なしくみや制度
への疑問に行き当たることです。
実技が必要な資格やステイタス、学友などを得るなら、
学校に行くのがいいんだろうけど、
「自分の知的欲求を満足させる」「自分磨き」
「自己実現」といった
向上意欲や、生きる喜びをバックアップするのに、
今ある「学校」を使わなくてもいいのだ、と、再認識。
「学び舎」というのは、どこでもできるのだ、としみじみ。
カルチャースクールとかそういうのではなくて、
本物の学び方に選択肢が
もっと増えていいんだろう、
と、確信しました。
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