禁忌の接吻 婦女子の悦び

「週刊ポスト」がヘアヌード出すのやめるってのが ニュースになってて、なぜ、わざわざニュースに？？ と不思議に思ったのでした。

ほしたら、 編集長さんいわく、 「ヘアを不自然な形で隠すのは おかしいという国民に向けた挑戦だったが、 恒常的に載せる価値はなくなり、使命を終えた。 お父さんが家族のいる自宅に持って帰れる雑誌、という創刊時の原点に戻りたい」 だそうな。 ＜家族のいる自宅に持って帰れる雑誌＞だったとは初耳！ 弥絵は「週刊現代」と「週刊ポスト」の違いが よくわかってないんだけど、 駅の車内づりから察するに、両誌とも とても子どもには読ませられまい。

それはともかく、
ヘアヌードひとつにも「規制への挑戦」という
気概があったのねーと
感心したんだけど、
ここまでネットでモロ見え画像がどんちゃら出まくると、
当たり前＆たいしたことないモノになってしまうわけで・・・。

「公」や「法」を知ってるプロにとっては
「規制に対する挑戦」的な、廃刊を余儀なくされるリスク
をしょってやることも、
ネットでエロサイト作ってる素人さんにとっては、
なんの気なしの、ナチュラルな行為ってのが興味深いです。

ネットって「公」な場で、マスコミュニケーション同様の
法の配下にあるわけですが、
「公」と「私」の区別ってさほど厳密じゃないような気がする。
そのあいまいさは、今の法律がすで時代遅れだ
ってことを示してるわけで。。。
これで新しい意識や法律が出てこないかなーとも思う次第。

ところで、逆の話なんですが、「著作権」について
それを生業にしてる人だけじゃなくて、
フツーの子もばっちり把握するよーになったんだ
・・・ってしみじみしたのが、
「禁忌の接吻（婦女子の悦び）」にあった一言。
覚えてる人もいると思うけど、
大阪府河内長野市の家族殺傷事件の女子高生のサイト。

「平成拾五年拾壱月二日を以て
以下文章の著作権を放棄致します」
とあり、高校生に＜著作権放棄＞の意味が
本当にわかっているかは定かではないけど、
こう書くことに気がつくって、すごいなーーって。
どこかの出版社が、本にして出版するかと思ったら、
さすがにそれはなかったですね。

ちなみにここに掲載されてる詩はかなりうまいです。
（梶井基次郎などなどいろいろな作家を彷彿させるとはいえ、
高校生の作品には見えないわん）

※昨日リンクした「禁忌の接吻」のミラーサイト、閉じちゃったみたいです。
アクセス数が伸びたからかな？
はうぅー(^_^;)、うちのせい？
実は弥絵、アップする気はないけど、
彼女の書いた詩が興味深くて、全ファイル持っているんです。
興味のある方は、ご一報くだされば、お送りします。
（「著作権フリー」ではなく、「著作権放棄」だし）。

Comments

[投稿情報: ナナ]

はじめまして。
ナナと申します。
大阪府河内長野市の家族殺傷事件の女子高生のサイトが閉鎖されていて・・・。

どうしても誌の内容をしりたいのです。
すみません。教えていただけないでしょうか。
おねがいします。

[投稿情報: アゲハ]

はじめまして。アゲハです。
禁忌の接吻はいいですよ。あの詩のセンスにはあこがれる！
特に風呂に沈んだ自分をホルマリンづけの標本に例えるとか、
凄いね！常人の発想じゃないよ。
妄想集だってゆうけど、殺傷事件なんか起こしてたんだ。
著作権放棄したんだったら、ここで詩を公開してもいいんでしょうかね？だったら、うちで見れる桃寿さんの作品ここに書いちゃっても
いいけど。

[投稿情報: ぁきゅ]

初めまして､ぁきゅと申します。新潮４５の12月号を見て「禁忌の接吻～」に興味を持ちこのサイトに来た次第です｡

もう今更、で失礼ですが詩の内容が気になっています｡よろしければ教えていただけないでしょうか。
探しましたがどこかにアップされていたらすみません。お願いします。

[投稿情報: 弥絵]

ぁきゅさん、こんにちは、はじめまして。
新潮４５に話題が載ったのですねえ。

詩、そのものが作品として興味深かったので、いまでも詩は持っているのですが、インターネット上にはアップしてないのです。
純粋に詩に興味がおありになるようでしたら、メールをお送りください。

[投稿情報: 柚子]

はじめまして。

大阪府河内長野市の家族殺傷事件の女子高生のサイトの詩を知りたいのですが、教えていただけないでしょうか？

今更ですが…

よろしくお願いします。

[投稿情報: 柚子]

はじめまして。

大阪府河内長野市の家族殺傷事件の女子高生のサイトの詩を知りたいのですが、教えていただけないでしょうか？

今更ですが…

よろしくお願いします。