最近、気合を入れてチェックしてるものに、
ほぼ日刊イトイ新聞の「日本人の思い」ってのがあります。
これは、日本人の主観を集めてみよう!ってな企画で、
「あなたは背が高いと思いますか?」
「あなたは偶数と奇数、どっちが好きですか?」
といった素朴な質問が並んでおります。
これら質問に「絶対、みんな同じ意見だろうっ!」と思いつつ答えると、
結果、自分は少数派だったりするもんで、首をかしげるわけです。
弥絵は、ごくごく平凡で極めてバランスが取れた
常識的な思考の持ち主であると自負してるわけですが、
ズレるんですね。
それは、なぜか?
転勤族一家で育った弥絵は、
2年で変わるクラスメートよりも、親兄弟と話すことの方が圧倒的に多く、
ってことは、趣味・嗜好・価値観がよく似ていて、
気がつくことや、思うこと、考えることに、
びっくりするor理解不可能なほどの差異はあまりないのです。
話ももちろんツーカーで、「あれ・これ・それ」ってな指示語で済むし、ラクチン。
そんなわけで、18歳で上京して一人暮らしし始めるまでは、
自分が考え=家族もみんな同じ=ほかの人も同じことを考えてる
自分が好きなもの=他人も好き
と思っていたのでした。だははっ、なんて傲慢(^_^;)
で、大学行ったら、 人と話が通じない、見てるものがバラバラ、
気がつくポイントも違ってて、「思ったことは言葉にしないとだめだっ!」と、自覚。
「念ずれば通ず」から「念じるだけじゃ通じない。表現する。それでも通じないこともある」に
180度シフトしたのでありました。
で、話を戻して、ほぼ日の質問。
■第1回「あなたは背が高いですか?」 →高い。
多数派は「低い」でした。弥絵は169センチで、平均身長よりも高いので、
これは多数派になれなくても仕方ありません。
※実は、家では「ちび」と言われてます。
「ちび、どけよっ!」と、
兄弟にコタツから追い出されることもしばしばありました。
父・兄弟は187センチあるんですもの。
■第2回「あなたは運がいいですか?」→運がいい。
多数派は「運がいい」でした。これは唯一、多数派になれた質問でした。
弥絵の強みは、運とカンしかありません(^O^)
■第3回「偶数、奇数、どちらが好きですか?」 →偶数。
多数派は「奇数」でした。これが一番、釈然としませんでした!
なんですとぉー!偶数でしょ!
弥絵はとても叙情的なので、算数にも感情移入します(だから算数苦手なのよ)。
2,4,6,8,10・・・
このやわらかい丸っこいフォルム!
真っ二つに割り切れる美しさ!
でもって、奇数+奇数は偶数で、奇数ー奇数も偶数になります。
偶数+偶数はもちろん偶数で、偶数−偶数も偶数です。
偶数×偶数は偶数だけど、偶数×奇数は偶数です。
偶数の方が奇数よりも包容力があるわけです。
そんなわけで、偶数の方がいいと思うんだけどなあ。
どうして少数派になったか謎です。
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