スーザン・ソンダクさんがお亡くなりになってしまいました。今年は、ジャック・デリダさんもお亡くなりになり、そういえば二人ともユダヤ系の哲学者だったなーと思い出しました。一時代の終焉のようで、ちょっとさみしー。
スーザン・ソンダクとの出会いは大学時代。「反解釈」(竹内書店新社)を読んで、かっちょええな~と思った。プロフィール写真はめっちゃ美人だったし、硬質で重厚な芸術論が面白かった。当時、日本でも女性の評論家が台頭してきていたけど、女性をよくも悪くも強調する人々とは全然違うなーと思っていたのでありました。この本の影響を受けたアーティストや評論家は多かったんじゃないかしらん。最近は政治的な発言や著作が多くなっていてあまり本も読まなくなっていたのだけど、先月「良心の領域」(NTT出版)を買って積んでたんで、読んだらまた感想でも書きます。
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