5歳になる姪が、アニマル浜口さんがテレビに映るたびに、胸をぽんぽん叩いて「気合だぁ~!」って叫ぶんです。花も恥らう女の子なんだから、それだけはやめさせた方がよいのでは?と思ったのだけど、子どもにもわかりやすくて面白いんだろうな、と納得。
5歳くらいの子どもって見てるだけですごく面白いんです。折り紙を折りたたんでカットしてキレイな穴の文様を作る遊びをやっていたら、「弥絵ちゃん、上手ねえ。上手ねえ。」と真顔で褒めてくれる。ふふふっ。で、5歳児に褒められて有頂天になってバカスカ作っていたら、横で弟(姪にとっては父親だ)が小さなゴミを一生懸命拾っていたわけ。で、私が「かいちゃん、ありがとう」っていうと、姪はすぐさま「かいちゃん」をマスター。「かいちゃん♪かいちゃん♪」「かいちゃん、だっこぉ~!」と、お姫様ぶりを炸裂。弟、照れて顔を真っ赤にして姪に向かって激怒するという大人気なさでありました。娘なんて小さな恋人くらいに思っておけばいいのにさっ。
弥絵の同年代には5歳くらいの姪や甥を持つ人が多いっす。なわけで、つい、バカ伯母自慢をやっちゃうんだけど、これが聞くとけっこう心配になるわけよ。「この間は電話でクイズをやってねー」(もう概念理解ができるのか?!)とか「もう英語がしゃべれるの」(なに?!英語?)とか、「人生ゲームで盛り上がって」(ルールを理解できるのか?!)と、他の子と比べてどーなんだろう?と思うわけ。他人と比較するなんて大バカだってわかってるけど、やっぱり気になる。人様の子どもでもそうなんだから、実の子をお持ちの方はほんのささいな差異でも気になるんだろうなーてしみじみ。
でも、考えてみれば、自分が5歳くらいのときはロクなもんじゃありませんでした。「芸のひとつもできない」と覚えさせられたのは万歳三唱。5歳くらいの写真を見ると、万歳三唱してる姿ばかりが映ってます。つまりは、弥絵が生まれて初めて覚えた芸は万歳三唱。。。。万歳三唱をやっていたことは覚えてないんだけど、なんで「芸」で万歳三唱だったんだろう?もっといい芸はあったのではないか?今、見るとすごく自分がかわいそうになる写真です。
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