タルコフスキーの弟子であり、「エルミタージュ幻想」のアレクサンドル・ソクーロフ監督。この監督、日本ではまだあまりメジャーではないかもしれないけど、それもそのはず、ペレストロイカ以前は撮った作品がことごとく上映禁止で、日本にも入ってきてないのだ。で、今回は、天皇をテーマに「太陽」という映画を作ったそうな。第ニ次大戦終結直後の昭和天皇の苦悩を描いた作品だって。
日本ではできなかった映画だと思います。これは観たいっ。世界で唯一、日本にしか存在しない制度&「象徴」という存在や、第二次世界大戦は、海外の人にどのようにとらえられているのか興味深いです。
でもって配役がすごい。天皇役にイッセー尾形さん、皇后役に桃井かおりさんですって! 演技力がはちゃめちゃあるお二人&しかも、二人芝居で息もばっちり合っているわけで、これは歴史的な映画になるな~と、確信しましたー!
これって、外国人たちがつくった「ラストエンペラー」ってと似たようなシチュエーションかな?
イッセー尾形の一人芝居すきだなぁ。
投稿情報: けにぃ | 2005-02-10 15:19