京都に行く用事があったもんで、奈良に足をのばして父のところに行ってきました。帰りがけに三輪神社に二人で参拝。そういえば、父が神主になってから一緒に神社に行くのは初めて~。父の所作を見て、鳥居のくぐり方やお辞儀の仕方など、きちんとした様式はあるのだわーと感心。ちょうど夏越しの大祓(おおはらえ)の時期で、巨大な茅の輪をくぐりました。素盞鳴尊(すさのおのみこと)が疫病が流行ったら茅の輪を腰につけろといい、つけた人は疫病にかからなかった・・・という言い伝えから発祥した行事です。
ま、そんなこんなだったのですが、今回も父の説教炸裂。いえ、お小言をもらう説教ではなく、なんていうのでしょうか・・・えーと、ありがたいお話?
「昨日と同じことをしていてはだめだ。毎日、毎日、小さなことでも工夫をして、たとえば料理の盛り付けひとつでもよくしようという気持ちがないといけない。昨日成功したことを今日繰り返すのではいけない。これでいいや、とルーティンなことをしていたらだめになっていくばかりだ。そこには危機感がない。安定したときこそ、危機感を持って、毎日精一杯やりなさい。禅宗のお坊さんに『何年生まれですか?』と質問すると、『今朝生まれました』と言う。すごい人になると『今、生まれました』という。今、この瞬間が新しい、すべては初めて出会うものだ・・・この気持ちでいなさい」
もう、へへーーーと聞くしかないお話です。娘は父に似ず、部屋で漫画読んで音楽聴いてゲームしている時が一番幸せ~な人に育ってしまいましたが、がんばりたいと思います。
コメント