ぼんやりテレビを観ていたら、オープニングの映像と音楽がきれいでそのまま見続けることに。「無縁社会〜無縁死」というタイトルを番組表で見ただけでは、ぴんっとこなくて、きっと見なかったに違いない。この番組、とってもよかった。さすがNスペ。
高度経済成長時代に、地元を離れて都会に出てきて歳をとり、独居老人となった人たちがなくなった後、引き取り手がなくて身元不明者として無縁仏になってしまうという話。1年で3万人以上もいるのですって。本名や働いていた場所がわかっても身元不明。なぜ?もしかすると、骨になる前に、だれかが本人だと確認しないといけないのかしら。
んでもって、自分は田舎育ちなので、隣の家で人が亡くなったら、親しくなくてもお弔いくらい手伝いたいものだけど、そういうわけでもないみたい。
まあ、とにかく、他人事ではないと思ったわけですね。私、結婚もしてないし、とっても長生きしそうだから(きょうだいよりも長生きだと思う)、老後はひとりでしょう。お墓は1度も行ったことのない兵庫県の山奥だし。母方の実家の方が親しいから、そっちにお墓でもつくっておくかーと思ったり。
高度経済成長以降、核家族化が進んでいるから、独居老人ってますます増えるわけで。死んだ後はお墓に入るまできっちりめんどうみますよってサービスは需要があるな、と思ったのですが、なんだかたのしそうなのがまだなさそうですねえ。
コメント