ファミ通創刊700号!パチパチ\(^-^)/
最近、ゲームの攻略法などはネットを検索した方が速いし、
新製品情報も友だちから聞いた方が速いので、
ファミ通を読まなくなってたんだけど、
いつもと違う表紙と厚さに、おおっと思って買いました。
「総力特集 ゲームの歴史」
19年間のゲームの歴史を振り返っていて、
おお、懐かしい♪とか、ほほぉーこんなものがあったのね♪と小躍り。
ファミ通は「情報誌」をモットーとしているので、
この特集もゲームのピックアップとコメントのバンランスがかなり公平で、
よけいなかたよりや演出がなくてよいなー。
こういう趣向っていいなあと思うのは、
ファミ通なんて小学生でも読んでいるわけで、
小学生が20年前の伝説のゲームや
ゲームクリエイターを知ることができるところ。
本好きな人にとって、昔の本を知って、
積み上がった先人の知恵を享受できるように、
10歳に満たない子が自分の興味関心を広げつつ、
選り抜きのゲームを「どこがすごいのか」
という理由とともに知ることができるのがいい。
選ぶときの選択眼をつくるきっかけになるもんね。
ゲームは単体の面白さももちろんあるけど、
その背後でがんばっている人や、
それが生まれた歴史や夢を共有するのも面白いから、
たとえ、この特集が小学生には難しすぎても、
ま、よいのでは・・・としみじみ。
強いていえば、ゲームの歴史がアメリカの
「PON」から始まってないのがおしい。
最高笑えたのが、ファミ通編集長による
「浜村通信」というコラムページ。
〜ゲームの進化の歴史が、つまりはファミ通の歴史〜
というこのコラムには、
ファミ通創刊時、大赤字を出した戦略失敗談や
月刊から週刊にするときの編集者の混乱と苦悩がつづられ、
情報の内容(編集方針)をどのように変えてきたか手のうちを明かし、
まあ、編集者の弥絵としては、めっちゃ面白くてたまらないんです。
特に昔の編集長が週刊化しようとして
壊滅状態になった編集部員に
「みんな死んじゃうからやめよう」といった瞬間に
編集者たちが爆発し、「なんのために今まで!」「ひとでなし!」と
一丸となって勢いついて、ついに週刊化された・・・なんて
やはりすべては、
「人」なのだなあと、感動を覚えました。
そのほか、「プレイステーション通信」を
ブランド統一のために、
「ファミ通PS」にしようとした際、
ソニーのお歴々に絶句された話にも
爆笑!(弥絵も「ファミコン」と「プレステ(PS)」がひっついたのはヘンだと思っていた)
最近、小学生向けの新聞とか作っていて、
一番悩むのは「どの言葉なら通じるか?」ってとこ。
でも、ファミ通を読んでいると、
(小学生はメインターゲットではないだろうけど、
読者ではあるハズ)
総ルビ(=振り仮名をふっている)なんだけど、
言葉が難しい。
民主的、ブレスト、概念、模索、原則的・・・
背伸びしないとわからないことがいっぱい散りばめられているのは
悪いことじゃないな、とも思ったり。
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