某ラジオ放送が深夜2時間無音状態で、
番組もCMも流れていなかったそうな。
きょわいっ(^_^;)
こういった放送時間に放送が流れないという放送障害 ・・・
「放送事故」というんだけど、
NHKの隣で育ってきた弥絵としては、
パブロフの犬的に「大変だっ!こわいっ!」と、
プルプルくるんです。
たとえば、昔、父がNHKアナしていた頃、
「泊まり」という仕事がありました。
緊急事態に備えて局に泊り込み、なにもなければ、
朝1のローカルニュースを読む仕事なんだけど、
当番のときにうっかり寝過ごした後輩がいて、
定時になっても放送は始まらず、
30秒しないうちに父は、
「バカヤロウ!」と大声で叫んで、
ステテコ姿で家を飛び出していったんです。
子ども心に大変なことが起きたと思って、
怖かった(^_^;)
ズボンをはく余裕もないんだもん。
そんなこんなで、弥絵は漫才への突っ込みは下手でも、
ニュースへの突っ込みは上手。
小さい頃から家族そろってニュースを見てて、
親が凍りつく瞬間や、
「ばかだなあ」と笑ったり、
「これダメね」 など、
突っ込む姿を見て育ってるから、
「これはやったらいけないんだ」
「こういうのがいいんだな」ってのが
なんとなくわかるのでありました。
こういう感覚って、
フツーはわからないもんなんだ・・・って
気がついたのが、とある会議中。
ゲーム企画を検討していて、
ニュースレポーターになりきりゲーム案
ってのが出てきたのだ。
プレゼンテーションを聞いていたら、
「ゲームの面白さをアップするために、
中継中に放送障害のアクシデントを入れます」
と、担当がなにげにいうじゃありませんかっ。
のけぞりました。
「絶対にそんなのやっちゃダメっ!シャレにならんっ!
公共の電波で放送事故起きる騒ぎを
ゲームにして面白がっちゃダメ!
放送局の人がどれだけ血眼になって事故を
回避しようとしてるのかわからんのかっ!」
と、めずらしくみんなが引くほど力説
(←弥絵は声もでかいので、きっと、
とっても怖かったに違いない(^_^;)
おかげさまでそのシーンはなくなりました。
よかった、よかった。
放送事故って、フツーはあんまり気にしないのかなあ?
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