久々に近所の本屋にGO!
「妄想の花園」 楳図かずお
小学館
単行本未収録作品集。
短編をサイコ・ホラー・ギャグの
3ジャンルにまとめた3巻セット。
「妄想の花園」というタイトルに、胸キュンで、
迷うことなく購入。
妄想っていい言葉だなあ。
気持ちよさそうだわ〜。
楳図かずおの話はどれも、
常人には考えつかない発想と、
起承転結の後に来る、「なぬぅ?!」のオチ。
やられっぱなしです。
「ぼくのスミレちゃん」
今江祥智・文/宇野亜喜良・絵
旬報社
このおふたりが一緒に絵本を出すのは久々かも。
今江祥智といえば「ぼんぼん」シリーズなど、
あたたかい話を書くお方。
宇野亜喜良は少女や少年をメインのモチーフとして、
幻想的で官能的なイラストを描くお方。
今回は、老夫婦が主人公の大人のための童話です。
年老いて言葉が通じなくなった妻を面倒くさがる夫。
ある日、二人が出会った少年・少女の頃を思い出す。
少年は少女にひとめぼれし、
毎日、馬に乗って少女の家の裏を散歩。
少女も少年に恋をして・・・
あとがきを読むと、この物語の
「少年が馬に乗って、毎日、少女に会いに行く」のヒントは、
谷川俊太郎さんのお父さんとお母さんの恋の話が
ベースだそうな。うわっ、ドラマチック〜。
長年連れ添って、記憶を共有していくってこと、
大事だなあって、気がつきました。
・・・と、この後、
「柘榴の園」イスラエル・リガルディー/ 国書刊行会
の本の紹介をカキカキしていたら、
3回フリーズして、文書が消えまくり
あえなく、挫折。
「本邦初公開のカバラの奥義書」ってのを、
うさんくさげに書こうとしたのが、いけなかったのか
はじめまして、ぼくのスミレちゃんについて語っていらっしゃるブログを見つけたのでおじゃま&トラバしてしまいました。私は何度読んでも涙が出てしまうのですが私だけでしょうか・・・(笑)
投稿情報: yuuna | 2005-05-26 09:35