今まで手をつけたことのなかったゲームを
いくつか連休中にやってまして、
つくづく、弥絵はやおい系は
ダメである・・・と、
再認識しましたぁ。
友達に言わせると
「前から『あれはだめだ、理解できない』
っていってたんだから、やらなきゃいいのに」
・・・なんですけど、何事も体験。
経験なくして批評なしってなわけであります。
(こう書くとえらそーだけど、好奇心が勝っただけなのだ(^-^;)
学園ヘブン
(←18歳未満は見ちゃいけないことになっているけど、
ネット上で規制なんてできないよなあ・・・)
ボーイズラブゲームというジャンルのやおい系のメジャーゲーム。
とりあえず、入り口は一番売れ線だろう
ってなわけでやってみましたー。
このゲーム、18禁なんすけど、
いやあ、てれるなー。
18禁のゲームなって、生まれて始めて買っちゃったよぉー。
でも18禁ったって、遠の昔に18なんてすぎてるわけで、
法律違反でもないわけだから、照れることもないんすけど・・・ねっ。
このゲーム、めちゃんこ優秀な人材を輩出する
スーパーエリート高校に
ひょんなことから入学してしまった
ごく普通の男の子が主人公。
出てくるわ、出てくるわ、あらゆる種類の王子様系の殿方。
美形が多くて、ビジュアルと
キャラクター設定的にはよかったんだけど、
シナリオがあまりに短絡的。
簡単に恋愛に落ちすぎ。
初対面のシーンで「きみみたいな子がタイプなんだ。チュッ」なんて
あからさまにやられた日にゃあ、色気もへったくれもなく
しらけるなーって感じで、
もっと葛藤とか、
文学的な美学はないのかっ!と
ゲームしている最中に激怒。
そういうわけで、濡れ場も、
まったく、とまどいも余韻も恥じらいもなく、
「猿か!君らはっ!」って感じで、生理的にアウト。
弥絵は恋愛の形にはこだわらないし、
自分は興味ないけど、
同性愛もその人がよければいいじゃない
って思っていて、けっこうキャパある方だと思ってたから
生理的にダメなケースを発見して、われながらびっくり。
殿方同士の恋愛とくれば、
ギリシャの古典から始まり、
中世にも数々名作が出て、
ヴィスコンティの名作「ベニスに死す」や
日本の井原西鶴の小説やら、
上田秋成「雨月物語」の「菊花の契」もそれに近いし、
稲垣足穂「少年愛の美学」だってあるし、
ぱっと思いつくだけで、堪能できる作品は多いというのに、
この手のゲームはどうしてこのレベルでOKなのか、
さっぱり弥絵にはわからんかったですよぉ。
ティーンの女の子が楽しむ男の子同士の恋愛ってのは、
このレベルなのかなあ。
・・・というわけで、明日は、
このゲームとある意味、対極にあって、
とっても感心した、女装シミュレーションゲームについて、
書き書きしまーす(^-^*)
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