「てるみ」というお悩み相談を相互解決する
サービスサイトができたそうな。
ネット上オンリーなら、
ほとんどのコミュニティがそういう一面を持っているし、
ＯＫＷＥＢ、Ａll
About Ｊａｐａｎなど、
それ専門のサイトもあるんだけど、
てるみサービスは、なんと電話を使うんですね。
しかも匿名。電話番号も相手にばれない。
相談する人がお金を払い、
相談される側の人がお金を受け取れる
儲かるお悩み相談なのでありました。
てるみいわく・・・
（１）WEBを通して悩みに答えてくれる方を探し、
（２）携帯電話や固定電話を使って
・匿名かつセキュリティ万全な通話が可能な
（３）一分課金で相談が受けられ、
・回答者としてお金を稼ぐことができる
（４）日本初で、画期的な問題解決型の次世代コミュニケーションサービスです。
だそうです。
ちょっとアブナイかなーと思いつつ、
さっそく興味津々でユーザー登録しちゃたよぉ。
「次世代コミュニケーションサービス」
というよりも、電話を使うあたり、
アナログな懐かしさを感じたりして。
（子ども電話相談室とか、ラジオの電話相談とか）
素人がお悩み相談をやるってのは、
とっても難しい。
さらに、直面じゃない場合、
ますます難しい。
顔や状態を見て確かめることができなくて、
相手の言い分だけで問題を把握しないといけないから、
「悩みを告白することで自分の中で整理をつける」
「身近じゃない人に話をして、すっきりしたい」くらいがゴールなら
別に問題ないけれど、
病気や怪我で今すぐ入院しないといけなかったり、自殺を考えていたり、
悩みが真剣であるほど、専門家の技が必要であるほど、
問題解決にならないもんなんす
（・・・って当たり前の話だけど）。
いつも、この手のサービスを見かけるたびに、
どこまでやるつもりなのかしら？
できるところとできないところの仕切りが
ちゃんとしているのかしら？と
そのあたりが気になったりもして。
ところで、このサービス、用心しないとなあって思ったのは、
電話で話している内容や、通話履歴、アクセス履歴などなど
ユーザーのすべての行動がデータに取られているところ。
もちろん、課金を支払うクレジットカード番号など、
個人情報もばっちりとっているので、
ユーザーが莫大に
広がった場合には、
絶好の個人リストのプール場所になるのよね。
なにせ、悩みという人がお金を払いやすい部分の情報が
黙っていてもゲットできてしまうわけだから、
すごいなあ。
病気で悩む人に新薬のＤＭを送るとかすると儲かるだろうなあ・・・
なんて考えるのは、うがった見方かなあ？
楽天的な弥絵だけど、そのくらい用心深くないと、ネットなんてやってらんないわん。
普通の人が持っている知恵や経験を、
多くの人に還元するというのは、
とてもすばらしいことだけど、
こういう金儲けが全面に出てくる
知恵の出し合いは、
けっこうゆがみそうな気がしたりするのであった。
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