世界のむかし話9チェコ・スロバキア
森の精
バージニアハビランド・清水真砂子/訳
トリーナ・シャルト・ハイマン/絵
学校図書
「十二月」「おそろしいクラトコ」「森の精」
「羊飼いの約束」「黄金の髪の毛」
などの有名な童話が入ってる童話集。
童話の原産国って気にしたことがなかったのだけど、
これ、全部チェコ・スロバキアなんだー。やるなあ。
ところで、チェコスロバキアだ
と思っていたら、
チェコとスロバキアに
なっていたんですねー(^-^;)
なんたる非常識っ!
穴があったら入りたい気分になりつつ、
この童話を読んで、
来年は、チェコとスロバキアに旅行だっ!と
気持ちがはやりました。 文化が相当独特。
この本は、1966年にアメリカで刊行された
絵本で、 イラストがいいんですよぉ。
3色イラストなんですが(いまどきそんなのない)、
独特の描写がなつかしくも、モダン。
こんな線で世界を表現するって、
どういう育ち方をしたら、発想できるんだろう?と、考えちゃいます。
イタリアに行ったときも、しみじみ思うんですが、
「血」が違う。
こういう絵、もっともっといっぱい見て、
自分でも描いてみてみたいなあと、
珍しく思いました
(弥絵、美大にまで行ったのに、絵はへたくそです。はい。)
ちなみにこのイラストを描いた方も、
今ではしっかりとしたカラー(4色)イラストで、かなり重厚で、それはそれでよいのだけど、
このタッチのイラストは描いてません。
ちょっと残念。
なんといっても、お洋服がかわいいです。
ストッキングは太陽のような花のような模様で、今、すぐにでもはきたいくらい、かっこいいっす。
ブラウスのレースも繊細かつキュート。
スカートのステッチもかわいいし、
民族衣装っていいわ〜。
こんな服が似合う女の子に生まれてみたかったなあ(^-^;)。
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