「初回限定特典」とか「期間限定品」
にめっちゃんこ弱い弥絵。
海外に行ったとき、
スーツケースがはちきれんばかりに買い物をしてしまうのも
「ここで買わなかった、
二度とお目にかかれないかも!」と思うから。
ちなみに、「一品モノ」にもめっちゃんこ弱い。
まあ、そんなわけなので、いままでも
ゲームを買うときは必ず
「初回限定特典つき」で、
さらに「プレミアムパック」、
さらにさらに、セブンイレブンやアニメメイト、メッセサンオーなどなどが繰り出す
「この店だけの特典」を比較検討して、購入するのでありました。
アマゾンドットコムやソニーのプレステゲームを売ってるサイトでは、
せいぜい「○%オフ」くらいなので、使いません。
<安く買える>よりも、
値がはってもいいから
<そこでしか手に入らない付加価値>なんす。
この現象はゲームだけなのか?と思いきや、
マンガの単行本でも
よく目につくようになってました。
特にアニメやゲームに強そうな
メディアワークスとか、もっと小さな出版社が、
「初回限定特典」で、マンガにカレンダーや手帳、
サブストーリーの小冊子をおまけとしてつけて、
すんごく少ない部数で売り出してるんです。
通常のマンガの価格の倍くらいするけど、
すぐに完売。
これが、オークションサイトでも高く売れてるのよ〜。
部数少ないから、需要>供給になってるんですね。
うまい手だなーと思っていたら、
今日、小学館のマンガにおまけがついてるのを発見。
大手出版社も「初回限定特別おまけつき」と
「通常版」を流通させるようになったのですねー。
少ないロットの本とかマンガって、
1冊あたりの単価が割高になるので、
フツー、あまり作りません。
大手出版社が小ロットのおまけつきマンガに手を出すなんて、時代も変わったなあ。
本屋の棚を1つの作品で2冊分のスペースとれるから、
目立っていいって話もあるけど。
もう、今までの「マンガ」や「本」、
「本屋」じゃなくなったなあと、しみじみ。
弥絵は、アニメ屋もゲーム屋も本屋も好きだけど、
古式ゆかしい本屋が好きなので、
アニメ&ゲーム屋のような本屋を好きになれるか
どうかわからず・・・(^-^;
っていうか、本当に、いままでのような出版社と
本屋はやばいんだな、と、
外から崩壊させられてるんじゃなくて、
なかから崩壊していくんだなーと、
どこがどう崩壊していっているのか、
説明はできないんだけど、
なにやらアブナイ空気を感じました。
自分の守備範囲とか、得意分野とかが、
ぼけてきたらやばいと思う。
マーケティング主導になった出版社って、
微妙かも。
本好きでマーケティングに強い編集者とかがいるといいですねー。
あー!話変わりますが、
ほぼ日の3000部限定で特典カレンダーがつく
「新宿二丁目のほがらかな人々」 1995円・角川書店
もちろんゲットしましたよぉー。
最初読んだときは、出版部数が3000部かと
誤解して、
3000部の本が、単価1995円なんて安すぎ!!
足が出まくりじゃないかっ(^-^;と、
びっくりして、
ついつい電卓で原価計算までしちゃったんですが、
「特典つき」が3000部だったんですね。
人様のことながら、よかったわ〜と、ほっとしました。
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