弥絵、2年くらい前から立体モノの企画もやってて、
オリジナルマウスとかしゃべるキャラクター時計とか作ってまして、
これで、紙、ネット、CD-ROM、
立体モノの編集ノウハウはバッチリだっ!
あと残るは映像・・・は難しそうだなー(^-^;とか、思ってたりするんですが、
今年も立体モノの企画をする時期になりまして、 情報収集をキョロキョロしております。
ざっくりと、おもちゃ業界やデジタル業界を見渡して見ると、
2年前は竹の子のように新しいアイテムが
出てきていたのに
(手乗りロボとかハブコットとか)、
目新しいものってのは一切なくて、
キャラクターのラインナップが増えてるレベルだったりして。
開発費がないのか、はたまた、新しい先端モノを作っても売れないのか・・・。
ここ1年くらいは、販売する場所を変えたり、パッケージを工夫したりと、
販売マーケティング勝負になってますね。 ちょっとつまんない。
ま、それはさておき、
へえ、こんなことをやってるんだ〜と知ったのが、
「小さな凸実行委員会」
(2002年から「共遊玩具推進部会」に名称変更)。
もともとはおもちゃのトミーが、
目の見えない子や耳の聞こえない子も
当たり前に楽しめるおもちゃを作ろうと始めたものだそうな。
「小さな凸」ってのは、オンオフのボタンの違いを触れただけでわかるように
オンボタンを凸状にすることを示してます。
で、自社だけでやってても他社がやってなければ子どもが混乱するので、
こういったアイディアをデファクトスタンダードにして、普及させようという運動です。
混乱って言葉で思い出したのが、
XーBOXのコントローラのボタン位置。
任天堂やセガ、ソニーのゲーム機のコントローラーでは、
Aボタン(決定ボタン)がある場所に、XーBOX
はBボタン(キャンセルボタン)があるから、
いつもいつもボタンを間違えて失敗するんです。
ゲーム進まず、めっちゃストレスっ!!(怒)。
ユーザーインターフェイスのスタンダードさって、
ものすごく重要よっ。
弥絵は
「デジタルデバイト」運動のような
<パソコンを使える人と使えない人では
所得に差が出る傾向があるから、
不平等をなくして、みんながパソコンを使えるようになろう!>ってな
パソコンを使えない人を
「差別されてる人だ」と捉えて、
「不幸だ」と見なす考え方はナンセンスだと思ってます。
(パソコン使えなくても幸福な人は幸福。
他人が決めるこっちゃない。)
「差別されてる人」という概念を生み出すデジタルデバイトと、
「ユニバーサル・デザイン」やこの「共遊玩具」は、ワケが違う。
かわいそうな人に何かしてあげよう
っていうおこがましい話じゃなくて、
だれもが当たり前に使えて、
その人がその人らしくあれるべきだよねって話だから。
今でも、出合った瞬間に、総毛立つような感動するモノを作りたいと思ってるんですが、
最近は、出合った瞬間に、「ああ、本当の意味での優しさがあるな」と、
うるうるっと涙腺がゆるむような、 人に向き合ったモノが作れるといいなーとも思ったりして。
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