母校多摩美で、講義やってきました!
編集とはいえ、サラリーマンの弥絵が、大学で講義・・・緊張。
本当に準備をする時間がなくて、「ぎゃ〜!!」って感じだったし、
人前で話を・・・しかも80人以上の人を前にして話すなんて経験がなかったため、
大丈夫かな〜と心配だったんですが、なんとか1時間半、もちました。ホッ。
っていうか、時間が足りなくなって、話す内容、半分くらいはしょっちゃいました(^-^;
もう一生、こんな経験ないだろうな〜。貴重な体験させてもらいました。
一番心配だったのは、聞き手側の学生さんたちの興味関心の在り所。
自分が学生だったころも、自分の興味にまったく関係のない授業は、
たいてい寝たり、さぼっていたので、どこに照準を合わせればいいか困りました。
仕事に突っ込みすぎて、印刷技術やネットの作り方の説明しても面白くないし・・・
ってなわけで、話し出す前に、学生さんにアンケートとったんです。
(1)好きなアーティスト
(2)好きな映画、もしくは監督
(3)好きな作家(小説でもマンガでも)
(4)趣味
(5)最近、一番感動したこと
(6)自分が一番大切にしていること
(7)将来やってみたいなーと思う仕事や活動、夢など
これが50人以上の人が、まっとうに答えてくれていて、
いやあ、ほんとに面白いんです。
講義に行ったのに、自分がおいしいネタをもらっちゃった(^-^;
趣味も感度もいいし、本も映画もちゃんと王道押さえてるし、
なにより、自分のことをめっちゃ大切にしてるなーってのがよくわかる。
やりたいこともちゃんとあって、こりゃ、美大生、イケてるじゃんっ!と感動。
美大出なんて、世の中の実利だの、利益だの、生産性や効率性をあげるような
人材では決してないけれど、
この先、こういう人達が、大手を振って歩ける日本にならないとつまんないなーと
真剣に思いました。当初イメージしてた学生像よりも、百倍面白くて、あなどれない(^-^)
ところで、話した内容はこんな感じ。
(1)大学時代にやったこと、やっておけばよかったこと。
打ち合わせの際、学生のみなさんから最も要望が多かった話。
自分のハズカシクもある大学時代を振り返り、 仕事選びなども含め、自己紹介的にお話。
(2) 雑誌、インターネットのサイト、CD−ROM、フィギュアなどの製作に携わる経験を生かして、
コンセプトをさまざまな媒体に落とし込み、具現化していくコツやプロセスを紹介
(1)はともかくとして、(2)はどのくらいわかってもらえたか、いまいちわからず(^-^;
ま、でも、講義が終わったあとで、「明るい気持ちになれました!」とか、
「これからメールで質問させてもらってもいいですか?」とか、数名から言ってもらえたので、ホッ。
自分のこのサイトと、ほぼ日刊イトイ新聞のURLアドレスを、
配布したプロフィールシートに書いておいたら、
「ほぼ日! ぼくも手帳買いました! あそこ面白いですよね」と声も飛び出て、
和気あいあいでした(^-^)
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