マイクロソフトが、まだまだシェアの高い
ウインドウズ98の
無償・有償サポートをやめたってニュースに、
「ええっ?商売人だなあー」とびっくり。
パソコンはたしかに「ライフライン」ではないけれど、
いまだにウインドウズ95を使っている人もいる中で、
ウインドウズ98の人を見捨てるって、大胆。
XPを買えってことよね。
っていうか、XPに乗り換えられない客は、もう客じゃないってことよね。
これが、松下幸之助さんだったら、
「産業人の使命は貧乏の克服である。
そのためには物資の生産に次ぐ生産をもって、富を増大しなければならない。
水道の水は、通行人がこれを飲んでもとがめられない。
それは量が多く、価格があまりにも安いからである。
産業人の使命も、水道の水のごとく、
物資を安価無尽蔵たらしめ、楽土を建設することである」
という精神で、きっと、長〜く長〜く使えるようにしていただろうに。
(だからといって、今の時代、大量生産による安価商品が適合してるとも思わないけど)。
ま、それはおいといて、完全に貧乏人を無視したシリーズが登場。
ソニーが受注生産の高価格商品を発売して、
ひょえ〜、デジカメ1台38万円?!とびっくり。
もともと、ソニーは他の家電メーカーの商品よりも割高なんだけど、
これはすごい値段ですねー。
ふた昔前のソニーを彷彿させます。
プロモーションサイトの本をめくるしかけのWEB広告デザインには
まったく「感動」しなかったのが、残念だったけど、コピーはなかなか。
<へえ、経済価値から感動価値への転換か〜>と感心。
最近はどこもかしこも、「利益」や「効率」重視になってるから、
「経済価値よりも感動価値だ!」と宣言するのは、よろしいのでは。
ただ、感動するのに、高いお金を払うのは
必要条件なのか?と素朴な疑問も沸いたりして。
(たとえば、美しい夕陽の光景はタダだもん)。
ハードのレベルがどんなに上がろうとも、ソフトが感動できるものじゃなければ、
まったく意味がなく、高いテレビを買っても、
番組がハイクオリティじゃなければつまらないわけで。
文化ってのが、これからすんごく大切にされるべきだと思うんだけどなあ。
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