リゾナーレ小淵沢というホテルは
数年前、友だちが「すごくステキなホテルがあるから行ってみよう!」と
連れて行ってくれたのがきっかけで知りました。
いつかは泊まってみたい!と思っていたワケ。
建築&ホテルブームだっていうのに、雑誌であまり紹介されてないのが、ちと残念だけど、
その分、人が少なくて隠れ家的でよいかもぉ〜。
一泊一人、ディナー&朝食つきで
1万1千円くらいで、超お得です。
ちなみにあずさに乗って東京から2時間。近い〜。
このホテルはマリオ・ベリーニという稀代の建築家が設計したイタリアともSFとも中世ともつかない幻想的な建物が特徴。シンメントリーが基本にあるのだけど、どの角度から見ても、様相が変わり、歩けば歩くだけ見所が違って非常に興味深いです。古典と未来が見事に融合した別世界って感じ。
マリオ・ベリーニといえば、オリベッティ社のタイプライター、カッシーナの家具などを手がけ、イタリアの建築・インテリア雑誌「ドムス」編集長もやってるお方。空間の切り方ひとつ、インテリアひとつとっても、細やかなところまで思想が行き届いていて、日本人の発想との違いを痛感させれらます。
ちなみに横浜ビジネスパークの「ベリーニの丘」の円形回廊もとてもステキです。
なんといっても、夜がステキ!人もいないし!
んでもって、照明の色が普通と違って美しいこと!残念ながら曇り空ばかりだったので、星は見れなかったのですが、ホテルのそばに建物がないので、夜空も綺麗だと思います。
ところで、弥絵の一番のお気に入り・・・この円錐がさかさまになったような塔は、展望台っす。塔の中は巨大な螺旋階段。螺旋階段好きの弥絵には溜飲モノ! バベルの塔をさかさまにしたよーな形です。
外装はコンクリートと白壁なので、2001年宇宙の旅の宇宙船のような硬質で知的なスマートさを感じさせます。宇宙船に乗り込んだ中世のお姫様気分になれますねー。
写真は撮れなかったんですが、地下にある巨大なプールもステキなんです。古代ローマの円形闘技場のような風格。泳ぎはしなかったのですが、中を散歩させてもらってご満悦でした。
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