先週末、名古屋の熱田神宮に行ったときに、
神社でフリーペーパーをもらいました。
神社新報
どうやら、業界新聞みたいっす。
神社関係にも業界新聞があるんだー。
※関係しそうなサイト→神社と新道
弥絵は文字フェチなので、かなり読むのが速い方なんだけど、
なぜか、この新聞、とっても読みにくい。
「なほ、同日、定例総会も開催され、任期満了にともなふ・・・」
うーーん?と、よくよく見ると、
すべての記事の文体が旧仮名遣いでしたっ!!
この業界は、いまだに口語体と文語体を分けているのかしら?
はたまた、読んでる人たちが、旧仮名遣いで育ったジジババばっかりとか?
ふつふつと疑問がわいてきます。
でもって、さらに、しみじみしましたねえ。
メイン記事が「全国氏子青年協議会創立40周年」というのも
業界新聞らしくてよいのですが、すべての記事内容が独特。
「迷子の発見にも一役 危難除御守」とか
(御守りの中に名前と住所を記入できる用紙がはいっており、神社のデータベースで管理してくれるらしい)
「ビデオ 皇族方のご活動」の頒布についての宣伝とか、日常あまりお目にかからない内容です。
靖国神社問題や、教育基本法についての記事など、話題のネタもあるんですが、
視座や立場がまったく異なり、すべての記事においてそうなんです。
狭い日本で、同じ時代で、同じ情報を得つつ、
ここまで価値観・文化が異なることが存在すること自体、
はちゃめちゃ面白いなーと思いました。
「実話時代」(←面白いです)っていう雑誌をはじめて読んだときくらいの衝撃はありました。
どんなジャンルにしても、専門を追求しているものは興味深いですねえ。
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