うああっ、まじで時間がなくなってしまいました。
ってか、時間がないくせに、マンガを読んでしまいましたよぉ(ToT)
「百鬼夜行抄」今市子
の最新刊11巻が出てるんだもん。
あ!「百鬼夜行抄」今市子はオススメっす!
日本の正統な怪談の後継者だと思います。
小川未明や小泉八雲の透明感のある幻想的なイメージを彷彿させ、
そこに、遠野物語的な朴訥とした民俗学が入ってる感じ。
絵もすこぶる綺麗で上品♪
「ネムキ」というマイナーなマンガ雑誌で連載してます。
<「ネムキ」はマイナー>というのは悪いかな?
本屋に行っても、マンガ雑誌売り場のすみっこの方に
ぽつっと置かれてるようなマンガ雑誌なんだけど、
諸星大二郎、高橋葉介、夢枕獏といった、
弥絵の好きな作家が連載中♪
いまや大先生となった漫画家と小説家ぞろいだっていうのに、
装丁と販路がねえ、マイナーな雰囲気をかもし出して、
ソンしてるんですよね。
そもそも「オモシロ不思議いっぱいの
少女コミック誌!」というコピーが間違ってる。
女子高生に、「諸星大二郎を知ってるか?」と質問して、
どれだけの子が知ってるというのだろう?
「腸詰め工場の少女(高橋葉介)読んだ?」と聞いても、
そんなの知らなーいって感じだろうし。
(高橋葉介の傑作は「夢幻紳士」シリーズです。文庫版で出てるでぜひ。)
この雑誌、ターゲットとマーケティングを変えれば、
イッキに売れるハズ。おしいなあ。
そういう雑誌を見かけると、職業柄、
こう、燃えてきちゃうんですけど、
朝日ソノラマかあ・・・
昔から「宇宙戦艦ヤマト」とか大作を出してるわりには、
地味に見えるんですよねえ。
おしいなあ
コメント