ペヨトル工房の「夜想」
って雑誌が復刊するって話を知って、意外〜。
世紀末も過ぎ、なんとなく鬱々としている空気が漂ってるから、
逆に、元気が出る明るいネタの方がウケるんじゃないかしらん?
復刊第一号の特集は「ゴス」。 「ゴス」とは「ゴシックロリータ」のこと。
ゴスファッション、流行ってるから、ま、いいかー。
知らない方向けに、ちょっぴりご紹介。 「夜想」は、3年前に廃刊した雑誌。
アンダーグラウンドやサブカルチャーを
これでもかってくらい耽美に格調高く論じてました。
各号の特集も、
「人形/解体」「屍体」「世紀末」「亡命者たちのハリウッド」
「暗黒舞踏」「怪物/畸形」「ヌーヴェル・ヴァーグ」「上海」
「シュルレアレリスム」「モダン」「ボルヘス」「未来のイブ」
「花鳥風月」「幻想の扉」ってな感じで、
弥絵の趣味や志向性とは
似ているようで、ずれていたんだけど、
参考文献や挿画、図版が面白くて、たまに買ってました。
(余談ですが、同じく、趣味や志向性が似ているようで
ずれているといえば、
松岡正剛さんの編集した雑誌や本っす。
どこがどうずれているのか、
自分で分析するのは楽しいです)
ところで、新しい雑誌と見れば、
とりあえずチェックを入れるんですが、
この間「百合姉妹」ってのを見つけました。
もちろん、女の子向けで、ボーイズラブ系(やおい系)の雑誌の
姉妹雑誌みたいな位置づけで発売されてました。
で、読んでみたら、あまりの幼稚さに、超びっくり。
文学性も美学もなく、これじゃあ、あんまりだっ
と思っていたところだったので、
格調高くこのあたりのネタをやれそうな
「夜想」や「月光」の存在は、
ありかもなあと思った次第です。
・・・眠すぎて思考が止まって、とつとつですみません(^-^;
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