小学校1年の国語の教科書を久々に見ました。
最近は、大判・オールカラーで、イラストもいいし、
選ばれている物語や詩もすごくセンスがよくて、立派な絵本みたい。
ぱらぱらめくっていたら、「これみてくださいよぉ〜」と、友だち。
あいうえおを覚えるページを見たら、下記のごとく。
ありが、
いけに、
うかんでいる。
えだから、
おちたんだろう。
すごい例文だっ!つぼにはまって爆笑!
イラストは木の横にある小さな池にありが浮かんでる図でした。
ありって泳げなかったよなあ。このままだとおぼれるなあ・・・と
中途半端な終わり方に、消化不良気味。
ありに感情移入をしてもしかたないのだけど、
でもって実際、水溜りにありが浮かんでても、なにもしないだろうし、
子どもの頃なんて、ありの巣の穴を発見して、水入れたことさえあるっていうのに、
こう文章で提示されると良心がチクリと痛んだりして(^-^;。
<文に成る>というインパクトはそれほど強いものなのだわ〜。
教室で声をそろえて音読したとき、
みんなで「助けないと死ぬな」
とか内心思うだけで、授業が終わるんだろうか?とか、
先生が「きみならありをどうする?」とか質問するのかなあ?
それが教育的っていうのかしら?
でも、そこで「ありを助けてあげます」
っていうのは偽善だよなあとか、
いろいろ想像をめぐらしちゃった。
「かきくけこの行で作文して、
ありの行く末を書きましょう」という課題は、
小学校1年生には難しすぎるか〜。
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