新刊雑誌2冊買いました。
雑誌の編集をしていた頃は、
毎月大量に雑誌を買って読んでたんですが、
大人向けの雑誌は、ここ数年、
ほとんど読まなくなっちゃいました。
「ブルータス」「ブルータスCASA」「デザインの現場」は、2ヶ月に1回くらい購入。
「美術手帳」を年に1回くらい購入。 「週刊アスキー」立ち読み。 女性誌は皆無。
マンガとゲーム雑誌ばっかり買ってるな(^-^;
というわけで、久々にじっくり読んだ大人向け雑誌でした。
家庭画報インターナショナル
おみごとに、全部、英語。「うう、英語ぢゃあ〜(^-^;」と、熟読はできませんでしたが、
ビジュアルがキレイなので眺めているだけでも、十分楽しい♪
んでもって、さすがに創刊号だけあって、広告主が豪華!豪華!
そのせいもあってか、定価も840円とお得。
外国から見た日本のイメージが強い気もするけど、ま、それはおいといて、
創刊号は「月」をテーマに、古今東西の月をモチーフにした小説や絵画、風景写真を掲載し、
他、能や茶道などの日本の伝統モノ、アニメなど多岐に渡って紹介していて、
とにかく写真が美しい♪
海外での資生堂のイメージと、
工作舎の昔あった雑誌「遊」を足して二で割って
ビジュアル化したって感じの雑誌です。
日本的な雑誌といっても平凡社の「太陽」や文化出版局の「銀花」とは違います。
年間購読すると3360円なんですが、海外からの定期購読の場合のみ、
特典で京都・嵩山堂はし本の文具セット
がつくそうで、これだけで1500円近くになると思うんですよね。
日本で定期購読する場合でも、これつけてほしいです。
弥絵、ここのポチ袋や手紙に入れるお香とか大好き♪
BOOK DESIGN DTPWORLD別冊
装丁・造本・デザインに関する専門誌ってことで、
巻頭の特集で大好きな祖父江慎さんの話と、
祖父江さんが装丁された本がどどどーっとあって、即買い。
本の装丁は小さい頃から好きなもんで、溜飲の雑誌でした。
弥絵が本を選ぶ順番は、
作家>テーマ>出版社>口コミ>装丁>あとがき>帯コピー
なんですが、
祖父江さんにお会いしてから、祖父江さんのデザインされた本はかなりの割合で即買いしてます。
っていうのも、祖父江さんはご自身が読んで、とことん理解して、納得された本を装丁しているからで、
祖父江さんが「いい」とか「面白い」って思った本は、面白いだろうなーと。
書かれた文章の世界を、ものすごくきめ細かなところまで注力して具現化されるので、
フォントや、行間の取り方、ノンブルひとつとっても、すごく面白いです。
ところで、この雑誌、他、出版社の書店営業マンから見て「すごい」と思う装丁とか、
書店員さんから見て「すごい」と思う装丁とか、
はー、そういうもんなんですねーってコーナーもあったりして、
いつも読者のことは考えるけど、間にいる人のことは考えたことなかったから、
へえ〜と思いました。
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