人が「近くにある」とか「遠くにある」
ってのを認識するのは、
見えるモノと自分との距離を見て測っているのかな?
と思ってたんだけど、
そう単純な話じゃなくて、
感覚的な効果もあるそうな。これ、今日の学習。うむ。
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■ 感覚的立体視要素
1.大 小 : 小さい物は遠く、大きい物は近くに感じる。
2.上 下 : 上に有る物は遠く、下に有る物は近くに感じる。
3.粗 密 : 密集した所は遠く、粗い所は近くに感じる。
4.運 動 : 遅く動く物は遠く、速く動く物は近くに感じる。
5.遮 蔽 : 重なり隠れる物は遠く、隠す物は近くに感じる。
6.明 暗 : 暗い所は遠く、明るい所は近くに感じる。
7.鮮 明 : 霞んだ所は遠く、鮮明な所は近くに感じる。
8.陰 影 : 影(光源)の位置による判断。
9.濃 淡 : 淡い色は遠く、濃い色は近くに感じる。
10.色 相 : 寒色は遠く、暖色は近くに感じる。
(3Dアートウエッブサイトより)
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こうやって言葉にして説明されると、なるほどねえって感じ。
なんでこんなのに行き当たったかというと、
まったく話は違うんだけど、
「裸眼立体視」ってのを調べていたため。
ステレオグラムの見方について、一生懸命調べたのであった。
弥絵、ステレオグラムを見るのが苦手。
視力が1.5もありながら、焦点が合わないんです。
動体視力もいいはずなんだけどなあ(←関係ないか)。
実は、ステレオ劇場「かえりみち」という、
動画のステレオグラムを見ようと思って
がんばったことが発端なんだけど、
これが本当に立体に見えなくてねえ。。。
にゃんこと女の子が出てきて、
すがすがしいくらいのかわゆらしさで、
なんとか正しく見たかったんだけどな〜。
ステレオグラムってのは、右目と左目には
別のものが映っているのに、
脳がひとつのものとして認識する両眼視差を利用して、
モノを立体的に見せてるものなんだけど、
けっこう訓練がいりそう。
最近ではステレオグラムの本とかもいっぱい出てて、
視力回復にも役立つそうな(←眉唾)。
そういえば、片目で見ると立体的に見えるという
両眼視差を使わない技術が商業化された
ってニュースが出てました。
これは両眼視差とはまったく逆ってことになるのかな。
ページの下の方に作品例があったんだけど、
たしかに片目をつぶれば、立体に見えます。
「見る」という行為ひとつにも、
いろんな方法があるんだなーと、しみじみ。
なんか、赤と緑のセロファンが張られた
3Dめがねを彷彿させて
キワモノっぽい気もするけど、
もっと人間のことがわかれば、
いろんな分野で面白い効果を生み出すことができるかも、かも、かも。
>人間のことがわかれば、面白い効果を生み出すことができるかも、
そうだといいですね。
でも、人間て、本当に複雑なんで、よくわからんことだらけなんです。
例えば、↓の錯視なんかを見ると、ビックリしますけど、
http://www.ritsumei.ac.jp/~akitaoka/
それが、なんで、どうやって起こるのか?ってな話になんて来ると、
最後はなんもわからんのです。
人間て不思議です。
投稿情報: kagege | 2004-02-09 05:59
kagekageさん、
めっちゃんこ面白いサイトを紹介してくださって
どうもありがとうございますぅぅぅぅ!!
どうやって、こういうのを探すのかしら。
すごいなあ。
そのアンテナを見習いたいです。
錯覚じゃないんだけど、
一生に一回でいいから、
サブリミナル効果入りの映像とか本を作ってみたいんですよねー。
いちお、禁止になっているので、作ったことがないんです。
投稿情報: 弥絵 | 2004-02-10 00:46
へぇ〜、サブリミナル効果入りの本は禁止なんですね。
しらなかった。
演劇ならやってもいいのかな??
でも、どうやって????
投稿情報: kagege | 2004-02-10 09:17