なにせここ2年ばかし、フィギュアに凝ってる私。
最近では、ガシャポンをやったり、箱買いするよりも、
問屋でヌケモレなくセットで購入してます←アホです。
先月までいた部署では、
それなりにオタクな趣味の人も多かったですが、
どーも、新しい部署では、まだ禁句っぽいので、
ゲームやフィギアや声優に、めっちゃ詳しくなったことは秘密っす。
「オタク」って、市民権を得たと思ってたら、
そーでもなかったみたい(^_^;)
さて、海洋堂博覧会。
日曜日だったせいもあり、家族連れが多く、
お母さんが買い物してる最中に、
お父さんと子どもが博覧会を見てるって感じ。
ほのぼのした人ごみの中、
「うぉー、すげー!」ってな感じのアキバ系殿方がちらほら。
美術愛好家の女性も多く、
それぞれの人が、見ているものがちゃんと異なっていて、
作品の幅の広さを再認識。
女の子はミニチュア、アリス、ティディベア、
その他大多数は、動物・魚・怪獣・特撮・ガンダム系などなど)
よくぞまあ、フィギアというアイテムで、
ここまでターゲットを広げたもんだわさ。
最近、「フィギアはメディアである」
という言い方もされるけど、
たしかに、1つの媒体になってますね。
展示品は、海洋堂設立当初の店内風景や、
会長のお宝アイテム(ハリウッド映画のレアな
アイテムが多かった。本物!)
40年間の作品群など、溜飲の嵐。
「これはかっこええ! これはいまいち」など、
えらそーに言いながら一周。
弥絵的に一番よかったのは、
原型師の人たちのポートレートとコメントが
ポスターのようになって展示されていたこと。
「香川雅彦さんって、こんな人なんだーー♪きゃ♪」とか、
「松村しのぶさんって、ハンサムじゃんっ♪」とか、ウキウキしながら見てました。
以前友達が「成熟した市場とは、
中古品が出回るものだ」と言ってて、
なるほどと思ったけど、 さらに、
個人が立って、名前が知られるところ
ってのもあるかも、としみじみ。
カリスマが出たら、成熟した市場です。
これはものすごいっ!と思ったのが、
購入した限定パンフにくっついてきた
「アートプラ 1983年創刊号」
噂には聞いていたけど、プラモデルオンリーではなく、
美術や教育に一石を投じる奥深い内容です。
海底軍艦の作り方とかもあるんだけど、
レオナルド・ダ・ヴィンチの作品解析、
ディズニーに挑戦する心意気を語った文、
博物館や美術館へ行く勧め、
現代っ子に好奇心と創造を・・・と子育て論などなど、
思想とポリシーばりばりっ!
たたずまいでいえば、
創刊当時の「美術手帳」と「暮らしの手帳」と
「別冊宝島」と「SFマガジン」が合体したような感じ。
ゲットできて、すんごくうれしいっ!!!
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