お伊勢参りに行ってきました〜!!
本日は、<外宮(豊受大神宮)編>です。
お伊勢参りに行く気になったきっかけは
「伊勢の神宮」南里空海 世界文化社(←必見写真)
という本。
雑誌「家庭画報」に掲載された記事に加筆したもので、
荘厳な神事と、美しく深遠な風景の写真に惹かれ、
これは一度、自分の目で見ておかねばっ!
と思った次第。
で、去年から「伊勢神宮に行ってみたい」と
そこかしこで言ってたら、
名古屋・関西圏で育った人は、1度は行ったことがあるみたいで、
「弥絵ちゃんなら何か感じるかもしれないわ」
とか言ってくれて、
行く前から、超ワクワクしていたのでありますっ!
ワクワクしすぎて、
出発の前夜は、知恵熱まで出したくらいっす!
ブルーノ・タウトが
「究極的、極致的形式」
「最大の単純のなかに、最大の芸術がある」とほめたたえ、
西行法師が
「何ごとのおはしますかは知らねども
かたじかなさに涙こぼるる」
と歌った神社をこの目で見なければっ!
さて、お伊勢参りといえば、なにせ、大昔から
「一生に一度は!」
っていうくらい、日本人にはポピュラーな行為。
江戸時代にはお伊勢参りで街道は、
今の満員列車のような賑わいだった
って話を、広重の浮世絵などを見て知っていた弥絵は、
<行きゃあ、わかるだろ>
ってなわけで、ガイドも見ずに、
近鉄に乗って「伊勢市」で下車。
・・・さびれている。
伊勢神宮はどこに?
きょろきょろすると「←外宮」の表示があり、
(なるほど、伊勢神宮は2つに分かれていると先輩が言ってた)
と思い出し、まず、歩いてすぐの外宮に行くことにしました。
・・・人がいない。
参道を、とことこ歩いて、行けども行けども、
観光客がほとんどいない。
お土産屋さんも、宿屋さんも、昭和40年代の香り高く、
あたかも、伊豆の奥地に来たかのようなさびれ具合。
1200年以上もの歴史を持つ、超有名な神社なのに、
しかも、ゴールデンウィークなのに、
この町のさびれ具合は、さみしいものがあるわ〜と、しみじみ。
観光案内所で地図をもらい、よくよく見ると、
「内宮」は2つ先の駅の「五十鈴川」というところにあるらしい。
しまった!伊勢神宮とは「伊勢市」駅にあるんじゃなかったのかっ(^_^;)
ともかく、お参りの順は、外宮が先なのが慣わしだと知り、
また、近場に憧れの「月夜見神社」があることを発見し、
最初に、「伊勢市」に降り立って正しかった、と納得。
というわけで、やっとこさっとこ、伊勢の神宮めぐりっす!
こちら、外宮(豊受大神宮)の
中にあるお宮の隣のなにか。
外宮には大きな神社が3つあったんですが、
大きな神社の建物は、別に何を感じるわけでもなく、
「お出かけ中」って感じ。
出雲の神様も、神無月にならないと
帰ってこないっていうけど、
こちらも同様、普段はどっかに出かけてるのかもしんない。
それよか、3つのお宮は必ず隣に空き地があり、
この小さい謎の建物があるんです。
こっちの方がよっぽど求心力があって気になりました。
あんまり気になったもんで、さっき調べたら、
元神社があった場所&次の神社の場所
だそうで、「古殿地(こでんち)」というそうな。
ただの跡地&建設予定地にしては、
パワーありすぎ、、、と、思った次第。
ちなみに、伊勢の神宮は
すべてのお社を 20年に1回建て替えをしていて、
次回の建て替えは2013年。
20年に1回、建て替えることで、
1200年以上も、技術を保っているわけですねー。
すごいっ!
てこてこ、駅の方に戻って、徒歩10分。
「月夜見宮」発見!
月夜見(月読)とは、
天照大神の弟で、
天照大神が昼の世界、太陽をつかさどる神様なら、
こちらは、 夜をつかさどる神様。
なんて素敵な名前なんでしょうっ!
高校時代からの憧れの神社を見て、
大満足でありました♪
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