たまたま有線電話の話になりまして、
「あ〜、懐かしいねーー!昔おじいちゃんちにあった!」と言ったら
「電話は有線です」と言われ、
話がかみ合っておりませんでした(^_^;)
弥絵が記憶している「有線電話」を
だれひとり知らなかったのですっ!
これは「弥絵ちゃんち」で書いておかないと、
誰一人、覚えている人がいなくなってしまう!
それは、人類の損失である(←大げさ)
と、思って、有線電話の画像を探したんですが、ありませんでした。
しかたないから、ペイントで描きました。
マウスで描いたからへたってことにしておいてください(^_^;)
(これでも多摩美卒〜ひゅるるぅ〜)
弥絵が記憶している「有線電話」とは、
黒電話のダイアルのところがスピーカーになってるもの。
幼稚園の頃、祖父の家で目撃!
黒電話の横においてあったのですが、
ダイアルもなくてどうやって電話をかけるんだろう?
と思いきや、女の人の声がスピーカーから流れて、
呼び出されるんです。
「14番、14番、14番〜、○○さんからお電話です
14番、14番、いらっしゃいませんか〜? 」
ってな感じで、突然、声がしたらびっくりするってばっ(^_^;)
初めて体験したときは、マジでびびりました。
呼び出しがない&通話してないときは、
音楽が流れたり、放送が流れてます。
あれはいったいなんだったんだろう?と思って、
ネットを見てたら、
どうやら、農協が提供していたネットワークで、
農家オンリーの話だったみたいです。
昭和50年代には次々廃止されていった模様です。
うちの実家の方は、まだ、五右衛門風呂が残ってるし、
15年くらい前までは、土間だったし、
この手のものの入れ替えが遅かったんでしょう。
電話もあるのに、わざわざ有線を使って通話するのはなんでだろう?
と、長年、謎だったわけですが、 大人になってみて考えてみたところ、
たぶん、当時の農村では、電話がないおうちがあったのかも・・・です。
電話の権利を質屋が高額で買ってくれるような時代の話だもん。
デフレで電話が安くなって普及したというよりも、
目に見えて豊かになってだれしもが
電話を持てるようになった時代が、昭和50年代
なんだろうなって、気がつきました。
まさに高度経済成長。
そう考えると、今やケータイ、一人に1台。小学生でも持つ時代。
インターネット電話も普及して、 世界がめっちゃ違います。
・・・農協って、なんでまだあるんだっけ?
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