神保町の「文房堂」という日本で始めて油絵絵の具を作った
んでもって、カンバスのサイズを決定した
(・・・知らなかった)
画材屋さんがありまして、ぷらぷらしてたら、
素敵な物を発見しました!
キリコの絵から抜け出てきた少女。
極薄い鉄板でできてます。
高さ5センチくらい。
アクリル板でできた透明な箱の中に入ってます。
わずか2000円。安すぎ(^_^;)
鉄の輪をコロコロ転がして遊ぶ姿には、
せつなさと不安と憧憬を感じるんですが、
キリコの絵だからそう感じるってわけでもなく、
万国共通なのかも。
っていうのも、小川未明の童話にも出てくるんです。
小学校の頃に読んだ話だからうろ覚えだけど、
こんな感じ↓
とある田舎に住む少年が、ある日の夕方、
美しい金髪の少年が銀色の輪を転がして遊んでいるのを見て、
「あの子はだれだろう?」と心惹かれます。
その日から、毎日夕方になると金髪の少年を目撃し、
いつか友達になりたいなあと思うわけ。
残念ながら、その後、田舎の少年は病気で寝たきりになり、
どんどん衰弱し、とうとう亡くなってしまうんですが、
少年がなくなったその日、金髪の少年と仲良く笑いながら
銀の輪を転がして丘を越えていく少年の姿があった
・・・ってな話だったように記憶してます。
こちらは鉄塔。すばらしく緻密♪
鉄塔や電線、クレーンとか、
そういう細かいものはけっこう好き♪
「シルエット工場」
の川口喜久雄さんが作っているものです。
ここのサイトが溜飲の作品の集まりで、
うぉおぉ〜!全部ほしいっ!って感じ。
イラスト工場
イラスト第2工場
アニメ&フォトコラージュ工場とか、
サクッと見られるので、お手すきのときに
ぜひ見てください(*^-^*)
ところで、鉄塔などの、巨大な人工物といえば、
このサイトも必見です。
「巨大なものが怖いという・・・人工物編」
リンク切れしてるものも多いんだけど、
チベットのポタラ宮殿、・ラサの巨大宮殿、
超超高層プロジェクト、
軍艦島、巨大地下空間、超巨大重機とか、すごくゾクゾクします♪
はじめまして。
このキリコの絵から出て来た少女。
小説「しっぽでごめんね」(白倉由美/角川書店)
http://www.kadokawa.co.jp/book/bk_search.php?pcd=200508000122
の表紙に登場しています。
投稿情報: 川口喜久雄 | 2005-12-01 13:17