またまた、アニメの話でオタク入ってて恐縮ですが、
今回のは、アニメに興味ない方にも、超オススメなんですっ!!
「青の6号」「ラストエグザエル」を生み出したGONZOの作品。
原作は、かのアレクサンドル・デュマの「モンテ・クリスト伯」。
アレクサンドル・デュマといえば説明はいらないだろうけど、
「三銃士」「椿姫」「黒いチューリップ」「王妃マルゴ」を書いた
フランスの19世紀の文豪。懐かしいっ!
「へえ、いまどき、巌窟王をアニメで?」
と不思議だったんですが、ストーリーが近未来を舞台にしてまして、
古典的な世界ではない模様。
70年代サイケデリックアートの幻想的な不可思議さ、
2Dと3Dの完全なる融合、
流麗な動き、絶妙なタイミング・・・
プロモアニメに目が釘付け。
2Dと3Dの融合は、押井守監督の「イノセンス」で頂点に行っちゃったから
だれも真似できないなあ〜と思っていたんですが、
なるほど、リアリティ(リアルではなくリアリティ)を追求するのではなく、
様式美の追求としてやるという手もあったか、と感心。
なにより、弥絵がこのアニメをオススメする理由は、音楽!
すっごくかっこいいっ!と思ったら、
ストラングラーズのべーシスト、
ジャン・ジャック・バーネル作よっ!
ついに、日本のアニメの曲に、 国際的なアーティストがっ♪
この調子で、ビョークにも、ぜひ、楽曲を提供してもらいたいっ!
ストラングラーズってのは、イギリスのバンドで、
いちおジャンルはパンクってことになってるんだけど、
インテリジェンスで、渋くて、暗くて、破壊的で、
パンクというよりも、戦う詩人集団って感じ。
ジャン・ジャック・バーネルは親日家で、
たしか、三島由紀夫フリークで、
彼の言動に影響された日本の少年少女が、
三島由紀夫を愛読してたって記憶がありまする。
ま、そんなわけで、プロモ、ぜひ見てくだっせい(^O^)
紹介ページの下の方にあります。
今月発売のアニメージュでは新作のプロモーション映像もついているみたいです!ストラングラーズとのコラボも楽しみですねー
投稿情報: monte | 2004-09-10 23:43
はじめまして。通りがかりの者です。
アニメ方面の知識が皆無なので、
ジャン・ジャック・バーネルがアニメの仕事をしているとは、初めて知りました。
(にしても、えらい渋い人選だなー。)
バーネルさんといえば、ストラングラーズ初来日の時、極真空手の道場へ喧嘩を売りに行った挙句、
逆にボコボコにされる、というステキなエピソードで有名ですよね。
もちろん、僕はそんなバーネルさんが、大好きですけど。
では、失礼。
投稿情報: 高志 | 2006-08-19 23:32
ジャン・ジャックが極真空手の道場に喧嘩を売りに行った、なんて話は事実無根。彼は池袋の極真道場の生徒でした。生意気だったんでしょう、4人掛け、というのをされて、肋骨の骨をおりました。来日といっても、コンサートではなく、忙しい合間をぬって、空手道場に通うための来日でした。高志さんがどこで仕入れた情報かしりませんが、まったくのでたらめです。JJの名誉のために書きます。
投稿情報: リサリサ | 2010-02-12 00:59