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登録年月 09/2004

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2004-08-24

コメント

overQ

こんばんは。
少し前、夏目房之介さんの講演に行ったんです。
そこで、日本と世界のマンガ・アニメ市場の話もされてました。

マスコミ的にはすごく大きく報道されてるけど、実際の市場はまだまだ小さいらしいです。
特にマンガは、94年をピークに十年続けて下り坂。
ただ、書籍全体も下がってるんで、マンガの利益比率は高まってる、とのこと。

アニメも、ディズニーに比べれば、一桁も二桁も世界市場では弱いらしい。
あくまで、ニッチ(すきま)なんだそうです。
スヌーピー(Peanuts)というひとつのマンガにさえ、商品としての日本マンガはぜんぜん勝てないらしいです(涙
商売、下手…。

でも、たぶん、そのおかげで、非常に短期間に、日本のマンガは成熟したかもしれません。
いまや、表現は、たいへん高度なものになってしまってるかもしれません。
しかし、一方では、あまりに洗練され、あまりにマニアックになりすぎて、世界市場では通用しにくい商品になりつつもあります。
大きなジレンマのさなかにあるのかも。

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