体調、いまだ優れず。
しぶしぶ、青汁を飲む。
きっと、明日は元気(青汁は効くのだろうか?)
というわけで、頭痛はなくなったので、
脳みそは元気になった弥絵でした(^O^)
さて、大友克洋監督「スチームボーイ」を観ました。
今年はアニメの当たり年です。
押井守監督「イノセンス」、
宮崎駿監督「ハウルの動く城」、
んでもって、この大友克洋監督「スチームボーイ」と、
日本を代表するアニメ3監督の作品が一同に揃った貴重な年ですっ!
リアルタイムで、この3監督の映画が観られるってのは、
なんて幸福な同時代に生きてるんでしょう♪
で、映画の本編が始まる前に、
「ハウルの動く城」の宣伝があったんですよぉ。
始まって、5秒で目がうるうるっと来ちゃいました。
音楽がばーっと流れ、主人公のおばあちゃんが歩く姿が映り、
そこに「二人が暮らした。」というコピーが入り、
どこでうるうる来たのか、はっきり理由はわからなかったんですが、
観ただけで感動! 5秒で泣ける!
やっぱり宮崎アニメにはやられるなあ〜と
これは絶対観なくてはっ!!
なんてったって、魔法使いハウルのかっこいいこと!
しかも、声は入ってなかったんですが、声優は木村拓哉さん。
声が入ったときには、 あのかっこいいキャラがどこまでかっこよくなることやらっ(嘆息)。
んでもって、主題歌の歌詞は谷川俊太郎さん。
ん、もうたまりませんっ!!
さっそく、原作の「魔法使いハウルと火の悪魔」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
を買っちゃいましたっ!
・・・本編のことを書かねばっ。ついつい、ハウルに気持ちが動いてしまいました(^_^;)
ぶっちゃけ、アニメよりもマンガにお金をつぎ込んでいる弥絵としては、
大友といえば、最初の出会いはマンガなわけっす。
「ショートピース」「童夢」「気分はもう戦争」「AKIRA」など、
シュールで、「あれ?」と首を傾げてるうちに日常が破綻していく様や、
行き場のないパワーが面白くて読んでいたわけですが、
今回の「スチームボーイ」は大人向けの「世界名作劇場」のようだ・・・と思ってしまいました。
舞台は産業革命時代の世界に君臨する大英帝国。
天才科学者一家の孫息子が主人公。
あまりに奇天烈な発明のため、アカデミーに入れなかった祖父と父は、
アメリカの大資本家の元で、蒸気を使った発明に励んでいるわけですが、
ある日、脅威の威力を発揮するスチームボールを発明するわけ。
兵器として利用されることを拒んだ祖父は、スチームボールを持って逃げ出し、
孫に託すわけですが、孫に魔の手が伸び・・・
ってな感じ。
メカは独創的で凄いし、背景の描き込みや色使いも凄いし、
大英帝国の万国博覧会会場で
アメリカの兵器会社が国家の威信をかけた戦争をおっぱじめるストーリーも笑えるし、
壮大なメカが崩れ落ち、ガラスが割れ、宙に飛び散り、下界に向かって降り注ぐ様や、
ロンドンの街並みが瞬く間に凍り付いていく様は、美しいとしかいいようがないんですが、
いまさら、国家vs国家とか、科学vs錬金術だといわれても、
こまちゃったなあ〜ってのが感想でございました。
製作に9年かけちゃ、いけなかったのではなかろうか?
9.11が起きた前と今では、日々の生活は違わないようでいて、
心の持ちようが、違ってきたみたいで、
喜怒哀楽や生き死にという人間の根幹にあるテーマならよいのだけど、
そうでない場合は、気持ちにフィットしてこないもんだなあと思ったりもし。
どうせなら、蒸気じゃなくて、原子力にすればよかったのに。
はじめまして。AZ::BlogのoverQです。
ハウルの予告編!
幻の…といってもいいですね。公式ホームページにも出てないし、こないだテレビでトトロをやったときも、やってくれなかったし。。
でも、まだ、声、入ってないんですね。
完成するのか…秋はやばそうな感じだなぁ。
スチームボーイは、まだ見てないんですが、みなさん評価、微妙です。予想通り、といいましょうか…
今敏監督のテレビシリーズ「妄想代理人」のビデオ、昨日から見始めたんですが、今のところすごく面白いです。これがいちばん当たりかもしれない。
投稿情報: overQ | 2004-08-02 23:02
ども、はじめまして・・・といっても、
AZ::Blogさんは、拝読してたんですが(^O^)
・・・だから、カキコしていただいて、とってもうれしいです♪
ハウル、秋は、やばいでしょうねえ。
11月って噂だけど、きっと冬休みになるのでは?と思ったりもし。
でも、宮崎さんですから♪そのくらいどーってことなし♪
「妄想代理人」、みてみます♪
ご紹介ありがとです(*^-^*)
投稿情報: 弥絵 | 2004-08-04 00:37