去年までオリジナルマウスなどの製品を中国で作っていた弥絵。海賊版や模造品がたくさん輸入されるから、年々、関税検査が厳しくなって、納期が延びて面倒なのでした。でもバッタもんは見る分には楽しいです(^_^;)。中国の深セン省には、コピー商品だけが集まってる有名デパートとかあって面白いんです。キャラクターのデッサンが狂ってたり、へんてこな名前がついていたり。
※掲載の写真は深セン省のデパートで撮影したもんす。
舌を巻くのは、オリジナル商品を受注している工場が、ウラで稼動して、オリジナル商品を受注数より多く作ってこっそり販売してるよーな話。こうなると、コピーとオリジナルの差は、まったくありません。販売ルートと価格が違うだけ。
んでもって、デジタル物もコピーとオリジナルで差はまったくありません。 (ウイルス入ってるものとかもあるので注意)
コピーとオリジナルの差がない場合、なにを持ってして「ニセモノはカッコ悪い」というのだろう?ってのが、この広告への疑問でした。模造品や海賊版は違法なんで、だめなんですけど、コピーとオリジナルの違いの説明もないまま、こう言い切るってのはないわねえ。
海賊版の跋扈を防ぐため、中国工場から撤退し始めている企業もあるそうですね。
でも、中国において真に注意すべきは、「海賊版」よりも「技術のパクリ」だと思います。
ヨーヨー界では、米国ヨメガ社の中国工場が金型をパクって「パワーヨー」というシリーズを作ってしまったことがあります。
ただ、ヨーヨー界では、他にない付加価値があればある程度の「パクリ」は大目に見られているのが現状です。
投稿情報: KAMON | 2004-10-03 23:17
金型取られた?!
それは一番恐ろしい話だわー<制作者として
そういえば、数年前に中国の取引先が倒産しそうになって、
あわてて、金型を押さえにいった人がいました(^_^;)
投稿情報: 弥絵 | 2004-10-06 01:23