今日は、「今後の教育についての勉強会」に参加(・・・カタイ)。従来、必要とされてきた能力は、読み書きそろばん&知識のインプットと再生(←これがセンターレベル)だったんだけど、それじゃあ、社会が求めるレベルになってないってことで、まず、大学が変わり、次に中学や高校も変わるってな話でした。
今後は、 (1)読み書きそろばん&知識のインプット&再生、(2)知識の解体と再構築、(3)問題を発見し解決する(=仮説→検証→判断)、(4)自己表現の4つが肝心だそうで、ま、(3)は難関私立・国立二次レベル。(4)までくれば東大・京大レベルだから、関係ないちゃ、関係ないけど(爆)。
えらいこっちゃなのは、今後は子どもの頃からキャリア教育に力を入れて、 働くことの目的意識・意義やコミュニケーション力、ビジネスマナーを養成するのがブームになるんですって!
ふと、考える。今、若い人が就職しないorできないでいるのは、基礎学力とか就労意識の問題か?・・・先行きの不安と、今は就職しなくても生存できるのが理由なのでは? 必要に迫られる動機がないのよねえ。
弥絵は「仕事」は好きだけど「勤労」にはまったく興味がないもんで、子どもの頃から職業観や勤労意識を鍛えることに反対。適性や得意不得意なんて、子どもの頃に判明するわけないし、自分が活きる仕事とか、やりがいなんて30歳過ぎないとわかんないよ。そもそも全員に勤労意欲が求められる社会って粗末だわ。
ところで、面白いなって思ったのは以下。
●読書量は思考力に影響する。読書力=思考力のひとつといっていい。●宿題や先生の言うことだけをきちんとやってる子は(2)以降の学力は身につかない。●自己効力が学力に極めて相関する。これをどう育てるかがカギ。
※自己効力ってのは成功体験や達成感、他者への役立ち感から生まれるそーで。「やればできる」「自分もまんざらではない」という自分への期待が膨らみ、学習や新しいことへの挑戦意欲が育まれるそーな。
高校生や大学生がやってる「自己効力度テスト」やってみます?
ぶはは、今の私にもできないよ(^_^;) なにせできるととやりたいことは違うし、実際やってみないとわからんことがいっぱい。仕事やらないうちから、こんなに一生懸命考えなくても、「これしかできない」とか「気がついたら一番夢中になってたのがこれだった」とか、そーゆーことでいいと思うんだけどね。
こんなところでも、「コミュニケーション」。一体、誰が、どうやって教育するんだって話ですよね。そんな能力のある教師いないのに。あ、それが僕の仕事?がんばろ~! でも、子供がかわいそう。。。真剣に遊べば、教えなくてもわかることなのに。
投稿情報: kagege | 2004-10-19 00:45
kagegeさん、
>真剣に遊べば、教えなくてもわかることなのに。
ナイス!名言っ!
本当にそうですよねえ。
コミュニケーションが、えせ な感じで
流行りそうなのが心配。
コミュニケーションが「上手」じゃなくてもいいのに。
伝えようとする気持ちと、伝わったときの悦びが
ひとりひとりの子どもにあればいいなーって思います。
よろしくたのむぞよっ!
投稿情報: 弥絵 | 2004-10-20 00:43