弥絵、アホほどマンガを読みます。家がマンガとアニメとフィギアと本の魔窟になってるくらいで、父は娘を否定することもできず「マンガ評論家になったらどうだ?」と口走ったりするわけっす(^_^;)。それは違う。評論に値しないどーでもいいマンガもアホほど読んでるのだ。。。
ま、そんなわけで、本屋の店員よりもマンガに詳しいのでは?と思うんですが、今年のアニメはすごいっす。ここ1、2年チェックしてるマンガが怒涛の勢いで猫も杓子もアニメ化。へたな鉄砲数打ちゃ当たる・・・の様相です。1コンテンツor1キャラクターを多媒体で展開し、著作権使用料をがっぽりゲットするのは定番のマーケティングになってきてますが、まさにそれ。驚いたのはロボットが出てこないアニメなのに、バンダイがバックにつくことで。時代は変わったなあ、キャラクター命なんだなあとしみじみ。
※バンダイは昔は、プラモや超合金になるよーなアイテムが出てくるアニメにしか出資してなかった。
で、この10月、絶対見るぞ!と思っているアニメが続出してまして。今日はそのうち2本をチェックしました。本日は最初にみた下記をご紹介。
★「遥かなる時空の中で」
「ネオロマンスゲーム」と称するKOEIの女の子向けゲーム。雑誌「LaLa」で連載し、ラジオ番組やドラマCDも出し、メディアミックスでファン急増。豪華声優陣がポイントで、井上和彦、三木眞一郎、置鮎龍太郎、保志総一朗、関智一、高橋直純・・・などなど、フツーの人にはわからないだろうけど(汗)、極上&溜飲のメンツ!! きゃあ~(*^-^*)
で、アニメ見た。うう、中途半端すぎ。がんばってはいるけどお金のかけ方が足りない。ストーリー展開のたるさとマイナーくささが致命的。監督か脚本のどちらかを変えないとマスメディア向けにならないわん。でもって、絵の情報量(描き込み)の少なさが貧乏くさい。例えば20年前のアニメ「マクロス」でさえ、影の色に7色なのよ。今、フツーのアニメは瞳の色だけで5色以上使うワケよ。ゲームやアニメは自分の脳みその情報処理のスピードに快感を感じることも多いので、ウムムム(^_^;)です。いいのは声優の演技力と原作者のイラストのみ。これなら音だけのドラマCDの方が、想像力がいいように広がってよいわ~と思いました。制作費1話あたり2000万円かけられないなら、音だけで攻めるべきだと確信し、勉強になった今日でした。このアニメ、きっと500万~800万くらいだと思う。
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