風邪から少し脱却しましたっ!肩こりだ、頭痛だと思ってたら、風邪だったなんて。3キロやせたのも風邪のせいだったか・・・気がつかなかったぁ~。ずっとパソコンのやりすぎだと思ってたぁ~。 ご心配おかけしましたo(_ _)o
ところで、今日は久々に九段下に行きました。九段下は靖国神社と武道館が有名で、ショッピングに行くところじゃないんだけど、小さな老舗がいっぱいあるんです♪ 宮内庁御用達の極ウマのパウンドケーキの店「ゴンドラ」、和菓子の「宝来屋本店」、そんでもって、器の店「花田」。
で、つい、ふらふらと「花田」に入ってしまい・・・。こりゃすげーー!ってのに出会ってしまいましたよぉ~!久々の大ヒットぉ~! イム・サエムさんというカンボジア出身の日本在住30年の陶芸家さんが作った土物、とても味があってよいです。線刻した上に黄や青の釉薬をかけ焼くことで、幽玄ともいえるぼやけた、胸がきゅんとなるような切ない雰囲気が出て、牡丹や鳥の絵が浮かび上がってくるんですねえ。アジア的というよりも水墨画の世界に近いかもしれない。なにせ焼き物は同じ作家が作っても、同じものは2度とありませんから、気に入ったときが買い時っす。鉢と湯のみ2つをゲットしました。2月に花田で個展があるというので今から楽しみです♪
器といえば日本人の好みって面白いんです。李朝などはシンメントリーで完璧なフォルムと完璧に塗られた器が尊重されますが、日本の場合、いびつだったり、塗りがはみ出てるもの、完璧からちょっとずらしてるものを好みます。完璧なものを完璧だと見抜くことはさほど難しくないんでしょうが(作るのは大変だけど)、完璧からちょっとずれてるその<ずれ>を判定して目利き度を競うのは、かなり高度な遊びです。歴史と文化を共有してる間柄でないととてもできません。青山二郎さんや白州正子さんは凄いなーとしみじみ。
おはようございます。お元気になられたようで何よりです。
復活第一弾は、しぶーい湯呑のご紹介。うーん、わび、さびの世界ですねー。絵画にしても彫刻にしても完璧を目指す西洋人にはちょっと理解し難い世界かもしれません。
私がこういった「わび・さび」グッズに手を出すのはもう少し年をとってからになりそうです。今はダイキャストモデルやフィギュアのコレクションに余念のない私であります(苦笑)。
投稿情報: ケン | 2004-11-10 07:53