足抜けして久しいlivedoorのブログサービス。規約を一部改定して物議をかもし出してるそーな。「絵文録ことのは」ってサイトでメジャーなブログの規約をピックアップして比較してて、立派! 著作人格権についての記事については、「よくまとまってるわ~」と読み込んでしまいました。
で、その物議の規約がこれ。
「本サービスにて作成されている全てのコメントおよびトラックバックを含むウェブログについて、弊社は、利用者への通知なしに無償で利用することができるものとし、利用者は、弊社及び弊社の指定する者に対し、著作権等(著作者人格権の行使も含む)を行使しないものとします。」
よかったぁ~、足抜けしておいて。著作者人格権まで譲渡するってことは、文章書き換えられたり、自分の撮った写真をいじくられてもOKってことっす。 自分の書いたことに責任を持つためにも、自分の尊厳のためにも、断固として許さなくてよっ! 弥絵ちゃんちはリンクフリーで、引用だってわかるよーにやってくれればどんどんご自由に♪なんだけど、著作権をプロバイダやblogサービス提供者に譲渡はしません。上記のようなルールを作る個人の尊厳や表現の自由やコンテンツの価値を軽んじる人たちに、どうして自分の身をゆだねることができましょうか。
RSSなどメタファイルになってネット上にばらまかれるのはブログの特徴。それについては無論OK。でもそれと著作人格権を放棄するのは次元が違う。
※上記契約に許諾した場合、契約は成立したことになるから、ある日、自分のサイトを見たときに、livedoorに自分の文章を書き換えられてても文句は言えないわけだ。日記が半分消失していても同様。本にされてベストセラーになったとしても名誉もお金も入ってこない。著作者人格権を放棄するってのはそーゆことなわけで、怖い、怖い。ご注意ください<livedoorユーザーのみなさま
てなわけで、著作権をなんだと思ってるんだっ!と、むかっとした後、こっちを見てすっきり!えらいぞっ!よく言った!アメリカの大学生っ!
著作権法の濫用と戦う学生運動「フリー・カルチャー」
企業などによる行き過ぎた著作権の行使に「創造の自由」を阻まれてはいかんってなわけで立ちあがったそーな。上記の記事の最後の2人の学生のセリフが、イケてるぅー!
CCCDやコピーワン、ディズニーのミッキーマウスの著作権切れ延長、ウイニーの制作者逮捕などなど、世の中、へんてこりんなことがいっぱい。あくまでも文化と個人の尊厳や表現の自由を守るのが著作権。そこをはずして企業などの利益を追求するのはlivedoorの規約にしてもCCCDを出した会社にしてもズレてるってば。
そうかー。そうなんだー。
ほりえもん…。
若気の至りで、勘違いしてて、でも自身持って頑張っている姿がなかなか好きなのです。
六本にヒルズに住んでるし、成り上がりセレブっていうのもなかなかいいかと…(笑)。
でも、そういうトリッキーな部分がlivedoorにはあるのねー。
投稿情報: Aya | 2004-11-16 15:52
livedoorのブログサービス規約、これってホント、このサービスを利用している人を軽んじている(というか尊厳を踏みにじっている)もので、びっくりしました。
多分、規約なんて目を通さないユーザーさんがほとんどだと思うので、これにツッコミを入れた方は偉いです。また、それをわかりやすく取り上げて問題提起する弥絵さんの高性能レーダーと勘ピュータも流石でゴザイマス(笑)。
投稿情報: ケン | 2004-11-16 22:05