2割が「死んでも生き返る」=「何となく」理由に-小中高生の意識調査
ってのがあって、「調査票」の質問が見てみたいと思いました。まさか「人が死んだら生き返る」なんて選択肢ないよね(^_^;) 他のサイトを見ていると、ゲームの影響だとか、由々しき問題だって話が大方の意見でなんだけど、正直、難しいなあ~って思いました。
子どもの頃、「死んだら世界が終わるのか、死んでも世界はあり続けるのか?」はよく反すうしたけど、「死んだら生き返るか?」なんて考えたことないですわ~。「死とはなにか?」とちゃんと教えられるか?といわれると、ちょっと自信なしこだし(^_^;) そういえば、小学校の頃に祖父が亡くなったけど、一緒に住んでないこともあり、長いこと、おじいちゃんはいままでどおり暮らしているって気がしてました。
「死」と「生」の境目は難しいです。例えば、一回事故で心臓が止まっても救急対応で息を吹き返すってこともあるし。自分の親が万が一、脳死になったら、「いつか目が覚めるかも」って思っちゃうだろうなあ。んでもって、クローンとかサイボーグとか手の届く話になってきたらどうなるのかしら??
メメント・モリ(死を記憶せよor「死を想え」ってのは藤原新也の本のタイトル)というラテン語の有名な格言があるけど、この言葉が流行ったのは、ばったばったと人が目の前で死んでいくペスト大流行の時代。ゲームやマンガの影響で人を殺してしまう子どもが増えるとかって話じゃなくて、今は、死が全然身近じゃないってことでしょう。この手の話、家庭で教えるのは大変そう。
弥絵んちでは中学の頃、自殺が流行った時期に、父が兄弟を集めて仁王立ちになり、「絶対に自殺はするなっ!」と真剣に説教されたことがあります。だれも死ぬ気がなかったもんで、こっぱずかしさで顔が赤くなり、しら~とした空気に包まれ「自殺するわけないじゃんっ」と口々に反発しました。また、兄弟全員水泳を習わされたんだけど、引越しで移動が多い家だったもんで「海でおぼれたら俺は母さんを助ける。おまえたちは自力で泳げ」というのが理由でした。んでもって、父の仕事は死ぬ危険性もあったもんで「家は建てた。俺が死んだらみんなで力を合わせて生きていけ」みたいなことはしょっちゅう言われてて、素直に「そうか、お父さんが死んだら4人で生きていくんだー」と思ってました。このときに、「お父さん死なないで(;_;)」とか言える子だったら、かわいかったんだろうなあ~と、今は思う次第であります。
お久しぶりです。お父さん、最高です。親孝行して下さいまし。なんだかいいなあと思いました(泣笑)。
投稿情報: ケン | 2004-12-16 23:16