おお~、さすがフランス!と思う出来事が! Googleが図書館の蔵書をデジタル化しようとしていたところ、フランスの国立図書館のTOPがクレーム出したそうな。
「この21世紀においては、世界を多極的な視点から見ることが好ましい。米国が選んだ書籍によって書き直されたフランス革命など望まない。そこで示される見方の方が良いことも悪いこともあるだろうが、それはわれわれフランス人の見方ではない」
パチパチ!こんなこと言うのは、世界中でフランスくらいしかないもんねー。
英語文化が入ってくることによって、自国の文化が衰退することを危惧する人が多いフランス。特に、概念や意識、文化の根幹をにぎる言語にはむっちゃうるさいです。パソコンが普及し出したときに各部の名称や、英語的なプログラム言語まで排除しようとしてたくらい。意固地ともいえるプライドは賞賛に値します。日本の場合、この手のことに呑気。でも日本語が独特すぎるもんで、自動的に文化が守られてます。他の国と陸続きじゃないって、文化に凄い影響があるのねー。
いわゆる「スカーフ禁止法」を制定した国ということもお忘れなく。
投稿情報: きん a.k.a. デリ ヘル美 | 2005-02-25 18:48